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そのまま頭が真っ白な状態で隊服に着替え、重い足取りで執務室へ向かった。部屋に入ると皆いて、正面に座っていた分隊長と目があった
普段ならここで【おはよ】やら【紅茶が飲みたい】など言うのだが、分隊長の顔がほんのり赤くなり目を逸らされた
『(ヤバい…泣きそう)』
冗談抜きでそう思った。すると、二人の間に何か不穏な雰囲気を感じたのか、いつまでもドアに立っている僕を不思議に思ったのか、ケイジが僕の首に腕を回して部屋から出された
ﾊﾟﾀﾝ
入ったのは近くにある小さい倉庫。後から直ぐにモブリットとアーベルが入ってきた
ケイ「何があったんだ？」
モブ「Aも分隊長も明らかに様子が可笑しい」
『…それはぁ…』
アー「…俺、心当たりある」
ﾊﾞｯと、全員がアーベルの方へ向いた
アー「はぁ……オメェラ、昨日の作戦は覚えてるか？」
モブ「…ああ、アレか」
モブリットが分かったような顔をして頷いたが、僕とケイジは首をかしげる
『作戦って…なに？』
アー「あー…先にいっとく、この作戦俺が考えたわけじゃないからな」
ケイ「あ！思い出した！【分隊長をAを使って元気づけよう！！】か！」
モブ「そうそれ」
『いや全く分からん。なんだよ、僕を使ってって……ん……まさか、分隊長が朝ベッドに居たのってその作戦のせいか！？』
「「「は！？ベッド！！？」」」
急に皆が大声を出し、モブリットが僕の肩を掴んだ。すんごい顔で
モブ「A！！君に限ってそんなこと、いや100%無いと思うけど！！一応聞いておく！！」
『お、おう…』
モブ「朝、起きた時！！服を着ていたか！？」
『な、なんだ、そんなことか、ちゃんと着て寝たよ。着てなかったらモブリット起こるだろ？』
戸惑いながらそう言えば、モブリット達は安心したように胸を撫で下ろした
ケイ「モブリット、声がデカイぞ」
モブ「す、すまん…つい」
アー「はぁー…あの後、酔ったAを見て癒されてもらうハズだったのに…うまくいかねぇな……」
『え、なに、どゆこと』
ケイ「すまねぇが、俺達に出来ることはねぇよ…」
モブ「なんせ昨日の記憶が無いしな…」
アー「ま、どうせ大丈夫だろ」
"解散かいさーん"と言って出ていく皆の背中を見ながら
『薄情者ーー！！！！』
と、人生で一番大きい声を出しましたとさ。めでたしめでたし
『全然めでたくないよ！！てか終わってない！！』
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蠱闇(プロフ) - シェルムさん» はい！(*´ω｀*) (2021年4月9日 19時) (
レス) id: cc664d8487 (このIDを非表示/違反報告)
シェルム(プロフ) - 蠱闇さん» ミケさんイケメンですよね！！これからも絡ませていきたいです！更新待っていてください！ (2021年4月9日 19時) (レス) id: 4bda9fe3c3 (このIDを非表示/違反報告)
蠱闇(プロフ) - シェルムさん» はい！今回のお話も最高でした(≧ω≦) とにかくミケさんがイケメンすぎるっ！次も楽しみにしてます！ (2021年4月8日 22時) (レス) id: cc664d8487 (このIDを非表示/違反報告)
シェルム(プロフ) - 蠱闇さん» 初めてのコメントありがとうございます！！更新できる暇があれば更新したいと思っているので、楽しみに待っていてください！！ (2021年4月8日 22時) (レス) id: 4bda9fe3c3 (このIDを非表示/違反報告)
蠱闇(プロフ) - コメントは初めてですが、毎日更新されてないか確かめてしまうほど大好きで読ませてもらってます。今回の、ミケさんとの絡みが好きすぎて何回も読み返してます笑 これからも更新頑張って下さい！ (2021年4月7日 19時) (レス) id: cc664d8487 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもんっ | 作成日時：2021年3月21日 21時
