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ハン「まず始めに、Aが私の薬を飲んだのは覚えているよね？」
『はい、もう効果は消えていますけど』
ハン「あぁその通りだ。効果は無事消えたんだけど、そこから副作用が発症した。その効果は恐らく、目眩、幻覚、発熱この三つのいずれか、複数あるとみている」
『幻覚...ですか...』
昨日の事を必死に思い出す。何か自分がやらかしていないか...どうしても心に引っかかる。大事な事を見落としていないか...
『...ソニー...分隊長！！ソニーは！？』
ハン「！！...ははは、やっぱり思い出しちゃったか...」
分隊長が僕から目を逸らして苦笑いをした。冷たい汗が背中を伝う
モブ「分隊長、ここは私が話します」
ハン「嗚呼、頼むよ...」
モブ「A、落ち着いて聞いてくれ____」
『僕が...分隊長を、投げ飛ばした...？それに、ソニーも守れなかったと...？』
ハン「聞いてくれA、確かに私は投げ飛ばされたが、綺麗に投げ飛ばされて怪我や痛みは全くなかった」
『ですが、僕は...なんて事を...ニファは...？』
ケイ「心配すんな、全く怒ってねぇよ。なんならお前が起きてるって知ったら飛び上がって喜ぶさ」
モブ「嗚呼そうだぞ。暴れたと言っても怪我人は誰も居なかったんだ」
ハン「それに、Aのおかげでビーンを失わずに済んだ。元々私が薬を飲ませてしまったからAがボロボロになってしまったんだ。お詫びさせてくれ」
『それじゃぁ僕は...まだハンジ班に居ても良いんですか...？』
ハン「当たり前じゃないか！君が居ないんならそれはハンジ班じゃないよ」
モブ「Aが居ないと分隊長を制御出来ない」
ケイ「飲み仲間も減っちまう。それとも、抜けたいのか？」
『抜けたいだなんて！思ってるわけないだろ！』
ハン「それが君の答えだ。今回の事は君のせいではないから心配する必要は無いよ。今Aに必要なのは休息だ。ゆっくり休むと良い」
モブ「長話し過ぎましたね。A、お大事にな」
『あ、あぁ...ゆっくり休むとするよ』
ケイ「怪我が治るのは最低でも一週間が必要だ。次の壁外調査に行けるのはお前次第だぞ」
『分かってる。大人しくしておくよ』
ｶﾞﾁｬ
三人の後ろ姿を見送り、一息つく。僕は自分で思っていたより大切にされていたらしい。体が治ったらニファに謝りに行こう
そして、また扉が開いた
ナナ「やぁA、怪我したんだって？」
医務室が騒がしくなりそうだ
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蠱闇(プロフ) - シェルムさん» はい！(*´ω｀*) (2021年4月9日 19時) (
レス) id: cc664d8487 (このIDを非表示/違反報告)
シェルム(プロフ) - 蠱闇さん» ミケさんイケメンですよね！！これからも絡ませていきたいです！更新待っていてください！ (2021年4月9日 19時) (レス) id: 4bda9fe3c3 (このIDを非表示/違反報告)
蠱闇(プロフ) - シェルムさん» はい！今回のお話も最高でした(≧ω≦) とにかくミケさんがイケメンすぎるっ！次も楽しみにしてます！ (2021年4月8日 22時) (レス) id: cc664d8487 (このIDを非表示/違反報告)
シェルム(プロフ) - 蠱闇さん» 初めてのコメントありがとうございます！！更新できる暇があれば更新したいと思っているので、楽しみに待っていてください！！ (2021年4月8日 22時) (レス) id: 4bda9fe3c3 (このIDを非表示/違反報告)
蠱闇(プロフ) - コメントは初めてですが、毎日更新されてないか確かめてしまうほど大好きで読ませてもらってます。今回の、ミケさんとの絡みが好きすぎて何回も読み返してます笑 これからも更新頑張って下さい！ (2021年4月7日 19時) (レス) id: cc664d8487 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもんっ | 作成日時：2021年3月21日 21時
