司令官とサイバー軍士官の暇潰し ページ42
彷徨side
寧々「かーなたーん。今暇ー?」
突然ボイスチャットアプリの通知が届く。
何かと思いボイスチャットを開いてみるとクロが話しかけていた
彷徨「お、クロじゃん暇暇ー」
これは語りに来たな。暇つぶしがてらに語り合うってのはマジで名案だと思う。天才か
これは教科書に名を残すだろうね、クロ
寧々「じゃあ語ろ語ろー」
案の定。勿論答えはYES一択
ゲームのコマンドに「戦う」とか「逃げる」とかあるじゃん。戦うを選べば攻撃ができる。けどコマンドに無い行動はとれない。「発狂する」ってことはできない。
それと同じでボクには「断る」って選択肢が存在しない。むしろ「YES」しか選択肢がない状況なんだよね。うん、伝われ
てことで
彷徨「おk」
寧々「よしよし。そういやかなたんってプリコネやってるっけ」
彷徨「今のところやってないかも」
寧々「プリコネはいいぞ。是非やってほしい。美少女キャラ多いしそれから__」
こんな感じに会話はスムーズに進んでいった
__数分語り合った頃だろうか。今まで平和だった語り合いに突如異変が起こる
寧々「…あ〜わかるよそれ。あ、素晴らしい提案をしよう。この戦争終わったら仲間達にカゲ〇ロ布教しよ」
彷徨「おけおけ。仲間たちをカゲ〇ロ沼に引きずり込もう、そうしよう」
寧々「楽しみだわ〜…じゃなくて…くまさかなから個チャ来てる。」
彷徨「お、マジか。語り合いに混ざりたいんかね」
寧々「そうだったらいいけど。えー内容は…『S国の軍人達が国軍最高司令官総司令部(我らがいつもお世話になってる建物)に侵入したんだけど』だって。は?」
彷徨「待て待てストップ、それやばくね?どうする?ボクらでとっ捕まる?」
寧々「そうしようか。でもこんくらい余裕でしょ。だってテドボフ集結したやん」
彷徨「あ、確かに。これ勝確だわ…じゃ、早速突っ込みに行きます?」
寧々「おけ。比較的派手に突っ込もう。派手じゃなきゃテドボフじゃないと言っても過言じゃない()その前にくまさかなと合流しようか」
彷徨「そうしよう…あれ?仕事どうするんだっけ」
寧々「かなたんの場合は他の部下にやらせとけば問題ないと思う。私の場合助っ人みたいなのもいるし」
彷徨「なるほどね、了解。じゃ、またあとで会おう」
そう告げてからボクはボイスチャットを終了し、パソコンをシャットダウンする。
そうしてボクはクロのいる指令室の方へと向かった
______
クロかくまどっちでもいいから繋げてくれると発狂しながら喜ぶ()
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喰夜胡桃 - これ続編行くのー? (2022年5月13日 17時) (レス) id: 94dfb77e9f (このIDを非表示/違反報告)
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