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グループの誘い ページ25
ラム猫。side
『……』
彼女は今、一枚の紙を目の前にして考え込んでいた。
『マフィアグループの招待状、ですか…』
そう。それはマフィアグループへ彼女に是非入って欲しいという手紙だった。
そこで彼女が思ったことは一つ。
『…良く私のことが分かりましたね』
このアジトは誰にも知られていないはず。それを見事に見つけ出し、その上まるで彼女のことを全て分かっているかのよう。
そう簡単な事ではない。
『相当な手練れの方なんでしょうね』
ひとまず保留にしておこう、と決断した彼女は本日の仕事へ向かった。
『お誘いは嬉しいですが、少し、考える時間が欲しいですね』
さて、今日の彼女の仕事は、「盗品回収」だ。
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作者名：大好きな皆 | 作者ホームページ：原点にして頂点のリメイク版
作成日時：2022年4月9日 20時
