検索窓
今日:43 hit、昨日:20 hit、合計:44,632 hit

44話《スカウト終了》 ページ48

「昨日はお疲れ様。

かなり評判が良かったみたいだよ。」




「うわー、遅刻してきたくせに偉そうなこと言ってる人がいる。」


「ふふ、君も大概だろう。」




生徒会の仕事で少々遅れてきた英智に苦言を漏らす凛月

彼がイスに座ると創は用意していたティーカップに紅茶を注いだ


白い湯気が仄かに立ちこめる





「ありがとう、創くん。


ん、これは…いつもと香りが違うね。良い匂いだ。」



それを聞くと創は顔をパァッと明るくして嬉しそうに言った




「はい!そうなんです。

白華先輩にアドバイスを貰って、ぼくなりにブレンドしてみたんですよ♪」



「!へぇ、そうなのかい?」





『……。』コク




英智が驚いたように聞くと蓮は軽く頷いた




「(創くんも彼に懐いたみたいで安心したよ。



でも、やっぱり解さないなぁ…。)」




紅茶の水面に映る自分を見るとカップに口をつけた

口の中に広がるその風味は鼻から抜けていく




「うん、凄く美味しいよ。」



「えへへ、有難うございます♪」




嬉しく顔を綻ばせる創の笑顔をみて英智は笑った




「はーくん、俺もおかわり。」


「はい!」



そうして創はティーポットを持ってカップに近づけた


空だったはずのカップの中が温かな紅茶で満たされていく







そんな中


英智は優しそうな笑みを浮かべて蓮を見つめた


対して蓮はその視線に気づいていないのか、ただボーッと前を見ている




「(朔間くんが苦戦するのも分かる気がするなぁ。

まぁ、僕の場合恋心ではないけどね。


“モンシロチョウ”…
その名の通り彼はどこまでも白くて、どこまでも美しい。

でも、それは表面でしかないんだろうね。

奥には何が眠っているのやら。





…あぁ、欲しいなぁ。」







そうして再び口に紅茶を流し込んだ










ーーーーーーーーーー




スカウト終了しましたね。


蓮くんメインのはずなのに英智先輩目線が多かった印象です。

すみません。許して。




もう少ししたら続編も出して、番外編もやれたらやりたいです。




それと、
この小説をお気に入りに登録してくれる方々が増えてきていて嬉しく思います。

ありがとうございます。



実を言うとこの小説に登場するオリキャラ達は割と昔から考えていた子達なので、尚更嬉しくて嬉しくて。


ずっと温めていたネタなので…。




これからも続けていくのでどうか温かい目で見守ってくださいますようお願い申し上げます。

雑談と展示→←43話


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
129人がお気に入り
設定タグ:あんさんぶるスターズ! , 男主 ,   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

クリきんとん(プロフ) - 突然コメントすみません失礼します。凛月くんが英智様のことを呼ぶとき、せっちゃんではなく、えっちゃんだったような気がするのですが、、、私の間違いでしたら、すみません。37話を見ていて、ふと思ったので、コメントさせていただきました。失礼しました (2022年3月23日 3時) (レス) @page40 id: 8473a87ec5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アニット9 | 作成日時:2021年8月16日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。