4話 ページ5
「S2って…S1の一つ下の…？」
「そう！」
あんずはそれを聞いてやっと理解した
彼らの助力は強力だと
「ぁ、もしかして
その席の人って、えっと…？」
「はい、我らがリーダー
白華蓮です。」
昼休みが終わり
再び授業が始まった
黒板に書きだされる文字を写しながらあんずは考え事をする
「(活動休止って、白華くんが留学したからかな…。
でも変だな。
結成したばかりでこれからっていう時に留学なんて。
…どんな人なんだろうなぁ。)」
そんなことを思いながら
あんずがノートに向き合っていた
やがて授業は終わり
放課後となった
この日は流星隊との合同レッスンで
あんずもメンバーの1人として必死に励んでいた
今回もイエローの仙石忍にブルー深海奏汰は参加しておらず合計5人での練習となった
「ﾊｧ…ﾊｧ…よし！少し休憩をしよう！」
「えー俺まだいける！
今止まりたくないよ！」
「いいや、体を休めることも大切だ！
だが、その心意気は素晴らしいぞ！明星！」
「暑苦しい……ﾊｧ…鬱だ…。」
「翠くんさっきのターンカッコよかったっすよ！」
それぞれ水を飲んだり汗を拭いたりして休憩をする
どうやらまだ余力がある彼らだが
一方であんずは大半の体力を消費していた
水をがぶ飲みするも水が底を尽きる
「…私、飲み物買ってきます……。」ﾌﾗﾌﾗ
「わわ転校生！！フラフラじゃん！
俺が買ってくるよ！」
フラフラなあんずを見兼ねて
スバルは代わりに買ってこようかと提案する
「そうだな！
明星は十分に余力があるようだしな。」
あんずはぴたりと止まる
「でも、ここで甘えていたら
きっと何もできない…ので…。」
「転校生…！
どうしたのさ！
そんなたくましくなってこのやろー☆」
あんずの言葉にスバルは上機嫌になる
そして守沢千秋
彼はというと
「…くっ！
その覚悟！確かに受け取ったぞ！転校生！！」
感動していた
それを見て他の流星隊メンバーはドン引き
「フハハハ☆
俺は嬉しいぞ！！
いいだろう！俺のなけなしの小遣いで
お前ら全員に飲み物を奢ってやろう！！」
「隊長太っ腹っすね！」
「俺1番高いのでお願いします。」
すかさずご好意に甘える後輩たち
「わーい☆
じゃ、はい！
お金くださーい☆」
「フハハハ☆
俺はお前たちの先輩だからな！！」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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クリきんとん(プロフ) - 突然コメントすみません失礼します。凛月くんが英智様のことを呼ぶとき、せっちゃんではなく、えっちゃんだったような気がするのですが、、、私の間違いでしたら、すみません。37話を見ていて、ふと思ったので、コメントさせていただきました。失礼しました (2022年3月23日 3時) (
レス) @page40 id: 8473a87ec5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アニット9 | 作成日時：2021年8月16日 19時
