愛し彼女に.短編集

君以上 ○大橋和也 ページ18

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『かずくん、起きて』



毎朝この声に起こされ、

朝から大好きな人に起こされるって幸せやな

って感じながら1日が始まる





『起きた？おはよ』


「おはよ」



眠そうに目をこすりながら問いかけてきたAのパジャマは

大きめのTシャツに短パン


細くて長い腕に、すらっとしたいい感じに肉付きのある足



清潔かつセクシーな感じ同棲し始めてから変わらず好きやなぁ



ベットから先に出るのはいつもAで


スリパのパタパタって音がくすぐったくて好きやねん


そのために君がベットから出るんを待ってたり




「今日はAも休みやんな？」



肩を並べて歯磨きしながら聞くと



フンって返事がきて、驚いてたら




あぁ、そうか、Aも歯磨きをしてたんや



「そーやなぁ、モーニング行って、ショッピング行って、カフェ行って、んーどこ行きたい？」





『今日はかずくんが行きたいとこ行こうや！カフェの次は？どこ行きたいん？』




「ええの？」



いっつも頑張ってるからなってAも十分頑張ってんのにな




「そうやな、やっぱり家で映画見たいなぁ 洋画とか気になんのあんねん」



『いいなぁ、見たいなぁ 今日はそれで行こう』



楽しみってるんるんしながら準備をしてる君を見て


可愛いなぁって



やっぱり




僕らが成立してるのは君が僕を優先してくれるからで



君以上にこんなに僕を大切にしてくれる人はいいひん




結局何が言いたいかって




何気ない毎日が楽しくてひたすら幸せで


君を選んだんは間違いないってことは確かやねん




だから、


「なぁA




結婚せえへん？」


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永瀬くんと平野くんの関西弁を聞くと6人のころが
懐かしくなってしまうこのごろです

アホな2人 ○正門良規→←アホな彼氏 ○石澤晴太郎

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