強制連行 ページ9
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「えっと.....とりまるさん。どこへ行くんですか。」
制服に着替えて裏口から出てきたと思ったらいきなりおんぶされて家とは逆方向に連れていかれています。
「玉狛支部。顔だけじゃなくて脚も怪我してるだろ。」
足の怪我もバレてたのか。というか玉狛に行ったら絶対木崎さんに怒られるだろうから何としてでも逃げたい。
「多分ちょっとひねっただけだから大丈夫。それに私重いでしょ？だから一旦下ろして欲しいな〜」
「ちょっとひねっただけでそんなに腫れないし重くないしもう逃げられないぞ。玉狛に着くまで大人しくおぶられてろ。」
「.......はい。」
観念して覚悟を決めた方が良さそうだ。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
玉狛に着く頃にはAは小さく寝息をたてて寝ていたのでおろすことも出来ず両手がふさがったままドアの前に立ち尽くしていた。インターホンを押せば早い話なのだが小南先輩や宇佐美先輩に見られたら確実に騒がれることがわかっているのでなるべくこっそり入りたい。
諦めてインターホンをおそうとした時、ドアが開いた。
「おかえり京介。」
「迅さん。みえてたんですか。」
「京介がAちゃんをおぶってドアの前にたってるのはみえてたよ。」
「そうすか。」
Aをリビングのソファに寝かせて救急箱をとって戻って来ると陽太郎と迅さんが彼女の顔を覗き込みながら話していた。
「迅！Aちゃんは大丈夫なのか！」
「彼女は今毒りんごを食べて眠ってしまってる。眠りから覚めるには愛する人からのちゅーが必要だ。だからおれのちゅーで.....痛！」
思わず殴ってしまったがこれは迅さんが悪いと思う。
「何やってんすか、犯罪っすよ。」
「あ、Aちゃんが起きたぞ！俺のちゅーのおかげだな！」
「「え」」
天使のきっす(おでこ)
「Aちゃん、俺のちゅーのおかげで目が覚めたんだぜ！」
「そうなの？ありがとう陽太郎くん。.....なんでそこのふたりは目が点になってるの?」
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むっく(プロフ) - Sakura??*さん» コメントありがとうございます！恋愛要素はこれからちょくちょく入れていこうと思ってます！誰オチがいいとかあったらお気軽にどうぞ！ (2019年7月3日 12時) (
レス) id: 668d78f922 (このIDを非表示/違反報告)
Sakura??*(プロフ) - いつも楽しく見させていただいてます！質問なんですが、この作品は恋愛要素入りますか？ (2019年6月30日 18時) (レス) id: 95985b7f8f (このIDを非表示/違反報告)
むっく(プロフ) - ソーダpopさん» ありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです。更新頑張ります！ (2019年6月3日 19時) (レス) id: 668d78f922 (このIDを非表示/違反報告)
ソーダpop - すごい面白いです！続きが楽しみです (2019年6月3日 0時) (レス) id: a7c2f85124 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むっく | 作成日時：2019年5月2日 13時
