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57話 ページ27

狐狼「神威さん…」

神威「…狐狼皆にも寝たって言っといテ」

ガチャ…バタン




雪said

バタン

雪「……」タッ

雪は廊下を一気に掛け走った

雪「……っ」

…………バタン

雪「…ハァ…ハァ……」ズルズル

雪は自分の部屋ではなくもう一つの自室に
入ったそして閉めた扉に背中を預けながら
ズルズルと崩れ落ちた

雪「…ハァ…っ」

何であんな態度をとったんだ?
親殺しは絶対に許せないけど…嫌だから凜の事を
殺したんだ、でも神威は?

神威も殺そうとしたんだ…でももう私じゃ無理だ
絶対に、もう私は本気で殺せない
…今後会っても前みたいに出来るか?

…神威も顔を会わせて嫌な顔をしないだろうか?
嫌な気持ちにならないだろうか?

でも…………いつの間にか神威の隣が普通だと
思っていたな…元々は嫌いだったのに
今ではいつの間にか助けられていたな…

…頭の片隅では解ってたんだどこかしらで
神威に惹かれていったのが…
でも否定をしていた自分が大き過ぎて
全然わからなかったのか?…はは

雪「…はは…そうか、これが……グスッ…
遅すぎたっ……!遅すぎ……た…っ!」

これ以上は皆にも神威にも迷惑を掛けられない

ギシッ

雪は椅子に座って何やら書き始めた…

雪「………………………………………………………バイバイ
みんな…神威ありがとう…ごめんね」

ガチャ…バタン

雪は写真立てを持ち部屋を出ていった

雪said終了

………次の日

神威が一睡もしないで自室でボーッとしていると

バタン!

快斗「神威!」

神威「ノックぐらいしてヨ」

快斗「雪見てねぇか?朝から見当たんないんだ
お前と狐狼が最後に見たんだ知らねぇか?」

快斗が切羽詰まった顔をしていた

神威「知らないけど…」

快斗「昨日なんかあったのか?」

神威「………夜兎は親殺し」

快斗「はっ!?……そうゆう事か…とにかく!
お前も雪を探せよ!」タッ

快斗は部屋も閉めずに走っていった

神威「俺が探したって…」コンコン

麗夜「…よぉ」

麗夜はいつも間にか扉の方に立っていた

神威「どうしたの?雪を探さなくていいの?」

麗夜「……雪がお前にって」スっ

麗夜は神威に手紙を差し出した

神威「雪が?…………!麗夜雪の所に
連れて行ってヨ!!」

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作者名:春雨第七団団長補佐紅葉 | 作成日時:2017年9月15日 0時

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