僕は春雨第特別師団団長です。3 (ページ26)

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56話ページ26

雪｢ふざけるな」ギリッ

凜の顔スレスレで床を殴った

凜｢…ぁ…ゃ、ゅﾙｼ…ｸﾞｽｯﾋｸﾞｯ」

凜は泣きながら雪に謝るが…

雪｢……お前は親を殺してまで
強くなりたかったのか？それが風習だからか？
………………………答えろ！！！！」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ!

凜｢ﾋﾞｸｯ!……ｸﾞｽｯ強く…な…いと
強く…なら…ない…と馬鹿にされるから！」

雪｢は？何言って」パァン！

雪は至近距離で首を撃たれた

狐狼｢っ！姉さ」

神威｢今言っちゃダメだヨ」

狐狼が雪の所へ行ことしたら神威が止めた

神威｢手を出したら駄目だヨ」

凜｢あはは！やっと近くに来てくれたね！
どう？私の演技上手かったでしょ？
親を殺したのは疎ましかったからだよ！
だって邪魔でしょ？自分より弱い癖に
私を守だのどーのこーのってさ！
ウザ過ぎだっつーの！邪魔な存在は
普通消すでしょｗｗｗ」

雪｢………」

雪は首を撃たれたが普通に立っていた

凜｢あははは！ごめーん！喋れないよね？
つーか一生喋らんないんじゃない？ｗｗｗ」

雪｢……………………あ」

凜｢は？」

雪｢……ふ…ざ…け…ん…な！」

ｼｬｷﾝｯ！…ぶしゃあああ！

凜｢あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛！！！！！」ガクン

凜はバランスを崩して倒れた手元には
自分の足があった

凜｢畜生！！！！ざけんな！！」

パンッ!パンッ!パン!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!

銃を乱射する…が雪は難なく避ける

雪｢…あーあー…お前はやっぱり殺す」ｷﾞﾛｯ

凜｢ﾋｯ!…ご…ごめんなさい!!!許して！」

雪｢何で私に謝る…謝るなら殺した親に
謝りな…ｸｽ…お前には死季が見えるよ」

凜｢許して！許して！許して！許して！」

雪がゆっくりと近づく
近づくにつれ凜の声が小さくなっていく

雪｢……お前には生きている資格はない
まぁ…私もだけどね…じゃあね」

ドゴォン！！……

急に静かになった

狐狼｢姉さん…大丈夫ですか？」

雪｢…あぁ」

雪は扉へと歩いた

神威｢雪」

…と神威が呼んだが雪は横を通り過ぎた
雪が扉の前で止まった

雪｢………お前も親を殺したのか？」

神威｢…殺してはいない…けど殺そうとはした」

雪｢……」バタン

何も言わず出て行った

狐狼｢神威さん…」

神威｢……」