僕は春雨第特別師団団長です。3 (ページ24)

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54話ページ24

雪｢上に手を出していいと
思ってるのか？」

雪は凜の拳を受け止めた

団員｢！？雪団長」

雪｢何も無ければご飯を食べて寝て
皆にも言っといて…今日はもう終わりって」

団員｢！わかりました失礼します」

団員はすぐに食堂を出ていった

凜｢…貴女何ですの？邪魔しないで頂けるかしら」

神威｢それ以上雪の事言うと殺しちゃうぞ^^」

神威は殺気を出した

雪｢…神威いいよ…んでお前上の奴に手を出して
いいと思ってんの？」

凜｢此処は力で上へと上がるのでしょう？
普通のことですのよ？」

凜は悪びれることもなく自分の髪の毛を
後ろへはらった

雪｢確かにそうだけど
お前あの子は私の下で働いてんだけど
七師団のやつじゃない」

凜｢は？じゃ…誰ですの！？貴方は！」

凜は雪を指差した

神威｢は？知らないで喧嘩売ったの？」

神威はクスクスと笑う

狐狼｢…春雨第特別師団団長雪さんです」

凜｢特別？そんなの聞いたことない無いですわ！」

雪｢…知らないのも当然だろ
上の奴がこの団を作ったんだから極秘で」

神威｢そうゆう事だかラ^^行こ雪！
皆がお酒飲んで待ってるヨ」ぽん

神威はそう言い雪の肩に手を置いた

雪｢重い」バシッ

雪はすぐに神威の手を叩いた

神威｢イテテ^^」

凜｢……す……の」

神威｢？」

凜｢何すんの！お前みたいな奴が提督に
触られて調子に乗ってんだろ！
どうせほらあれだろ！お前一人しか女が居ないからうはうはしてたんだろ！いやらしい！
どうせ提督以外にも男を手駒にしてんだ！
お前がトップに立ったのは体ででしょ！？
そのでかい胸で誘ってたんだろ！」

神威狐狼｢｢ぽーかん」」

二人はぜえぜえとしている凜をただ見つめていた

雪｢……妬んでんの？」ﾆﾔ

神威｢っ！」ゾクッ

神威はこの感覚を知っていた
(神威が雪を看病していた時)

凜｢なっ！？」

雪｢妬んでんの？…確かにあんたが入るまでは
女ひとりだっけど別に体を売ったりとかした
事無いし媚を売ったこともない…残念だが
私は拳一つでここまで来たんだよ
何なら殺ってみる」ｷﾞﾛｯ

雪は一気に殺気を出した

凜｢っ！いいわよ！受けて立つわ！
言っとくけど私は強いわよ！」

神威｢……ねぇ君は雪に勝てると思ってるの？」

凜｢勿論ですわ！」

神威｢俺よりも強いヨ？」

凜｢えっ？」

雪｢余計な事言わないで」