僕は春雨第特別師団団長です。3 (ページ16)

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46話ページ16

雪｢化け物ねぇ……はぁ…はぁ」ニヤ

雪の身体中から血が溢れ出る
幸い頭には当たらなかったようだ

土方｢お前等もう撃つな！死んじまうだろうが！」

隊員｢でも相手は化け物ですよ！？
早く殺さないと俺達が殺られます！！」カチャ

また雪に銃を向ける

パンパンパンパン！！！

雪｢っ！ｺﾞﾌｯ……はぁ…はぁ…もうおしまい？
ほら…早くしないと…はぁ…夜…に」ｶﾞｸｯ

…とうとう雪は膝をついた
雪の血が大きな水溜まりになっていく

土方｢やめろ！！」

隊員｢うおぉぉぉおおお！！」ﾀｯ

一人が雪に向かって走って行く

雪｢……！」ブシャァ

雪は間一髪で刀を受け止めた

隊員｢くっ！死ねぇ！」

雪｢…っ！」

ブォン！

急に魔法陣が出て来た

沖田｢！？」

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タッタッタッタッタッタッ！

神楽は銀時を担いで走っていた

銀時｢神楽！下ろせ！」

神楽｢嫌ネ！あいつの所に行くんでしょ！？
私離さないアル！」

銀時｢違ぇっつうの！あいつは俺を送ってくれ
くれたんだよ！！話聞けって！神楽！」

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夜になった頃に神威達は雪の所に着いた

神威｢やっほー^^雪は何処にいるの？」

麗夜｢……！雪！！！」

神威楽斗快斗｢｢｢！！！！！｣｣｣

雪｢………」

雪は隊員の刀を受け止めていた
そのまま動かない

神威｢…」ブシャァ

隊員｢ぎゃゃゃああぁぁ！！」

神威は隊員の腕を潰した

麗夜｢雪！しっかりしろ！！雪！」

狐狼｢姉さん！」

雪は目を閉じたまま動かない

楽斗｢…テメェら普通に殺されると思うなよ？
苦痛を味あわせてやる…！」

麗夜｢…待て、俺が殺る」

狐狼｢！」

麗夜の顔は怒りで顔が歪んでいた

パチン
麗夜が指を鳴らすと

皆動かなくなった…風も止み
鳥の羽ばたいて行く音も止んだ

麗夜｢…雪」スッ

光が雪を包み込む
すると雪の身体は何も無かったかのような
銃弾の跡が消えていた

麗夜｢……っち…雪を殺ったのは銃を持ってる
奴等か…何処かえ消え失せろ」ブォン

麗夜は魔法陣を出し銃を構えていた奴等を
消していく

そして……
パチン
また指を鳴らすと

土方｢！あいつらは！？何処に行った！」

沖田｢そこのお前…何やったんだ！」

麗夜｢お前らが何しちゃってくれてんの？
雪に手ぇ出しやがって…人間はどれだけ雪を
苦しめば気が済むんだ！！！」