63 私は誰? ページ36
貴「……」
過去
貴「お母様。私は何?人間?吸血鬼?悪魔?狂気?それとも……」
貴「!何考えてたの?私……戻らなきゃ」
ク「あら、みあ!来てくれたのね!」
貴「えぇ、クイーンに会いたくて」
ク「嬉しいわ!みあは怪盗界の紅き月華だものね」
貴「まさか、みんな、私を見た目で判断しようとする。私は何なのかしらね?」
ク「みあ?」
貴「あ!何でもないの!そうだ!今日、クイーンに紅茶の茶葉をお裾分けにも来たの!よかったらどうぞ!」
ク「う…うん、ありがとう」
貴「そろそろ行かなきゃ!じゃあね!」
ク「みあ……どうかしたのかしら?ジョーカーと何かあった?みあは私にとって1番大切な存在で、私の最初の友達なのに……どうにかしてあげたい!」
貴「……今日の私、何かおかしい」
ジ「みあ。今日なんか変だぞ」
貴「そう……」
みあは部屋から出ていく
ジ「やっぱり何かあったな〜」
?「やっと見つけた。神秘の吸血鬼。」
貴「!誰?!」
ミ「私はミーニャ。お前を探していた」
貴「何するつもり」
ミ「そんなに睨むな。後、弾幕を打とうとするのは辞めろ。」
貴「……」
ミ「お前、悩みがあるな」
貴「なんのこと?」
ミ「とぼけても無駄だ。お前は自分が何かわからない。そんなお前を私が救ってやろう」
貴「あなたの手なんか私はいらない」
ミ「そうか、なら力ずくでも来てもらおう!」
貴「な!」
ジ「ハチ〜みあは?」
ハ「みあさん?知らないッスよ」
ジ「部屋にもいないのか?」
ハ「はい。でもこんなものが」
ハチはジョーカーに紙を渡す
ジ「これは!」
その紙には摩擦でhelpと書かれていた
ジ「ハチ!クイーンとスペード達に連絡しろ!」
ハ「は、はい!」
研究所
ミ「これで、ついに!私は最強になれる!スカーレットさえ洗脳すればこの世界。 いや、宇宙も私の物だ!」
今のみあの服装はエルゼメキアです
貴「ここは?」
ミ「あ、起きたか。お前は私の下僕だ。いいな?お前は私の下僕だ」
貴「私は、あなたの下僕」
ミ「そうだ。さぁ、スカーレット。この宝を盗んできなさい」
貴「はい。おうせのままに」
その時、スカーレットの瞳は光がさしていなかった
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作者名:桜姫 | 作成日時:2020年5月21日 23時