60 奇跡的状況 ページ32
ジ｢命をおとしたら家族が悲しむぞ！｣
レ｢僕には家族はいない！｣
貴 ジ｢！！｣
レ｢家族の顔ははっきり覚えていない｡いつもアニメを見ていた｡そのアニメで僕はヒーローになりたいと思ったんだ｡だから､僕はヒーローみたいになりたい！｣
貴｢あなたの気持ち､私に通じたわ！そうね〜皆様！！ここから私達､ジョーカー､スカーレット､レインボージャスティスがこのような絶望的状況から奇跡的状況に変えてみせましょう！！｣
エ｢お前らはこんな状態なのに奇跡なんて起こせるのか？｣
貴｢いいえ､できます｡私とジョーカーならね｡よっと！！｣
みあはもう1つの姿になり羽を動かした
貴｢よし！縄が切れた！｣
ジ｢じゃあ､俺も切るか｣
実はジョーカーはイメージガムで自分に変装していた
貴｢えぇ〜皆様！！ご覧の通り､私たちは奇跡を起こし､拘束状態から脱出しました！！｣
エ｢いーやまだ残ってるぜ｡人質がな！！｣
スパイダーエースはハチ達の縄を切った
貴｢ジャスティス？！｣
人質を助けるべくジャスティスはハチ達を床の衝撃から守ろうとした
レ｢僕はなりたい自分になるんだ！｣
ジャスティスはロープを設置し､ギリギリのところで止まった
貴｢ジャスティス､考えたものね｡ねぇ､ジョーカー｣
ジ｢あぁ､あいつはなりたい自分になれたんだな｣
貴｢帰りましょうか｡ハチくんを回収して､後で紅茶入れてもらお｡あぁ後で茶葉をスペードから貰わなきゃ｣
ジ｢みあはやることいっぱいだな｡あと､スペードの所に行くのは禁止｣
貴｢なんでよ｡紅茶が飲めないじゃない！｣
ジ｢あいつの所に行くといつもダークアイと泊まるだろ！｣
貴｢何よ！私はね､今日は茶葉をもらってクイーンの所に行くの！｣
ジ｢クイーンもダメだ！｣
貴｢なんなのよ！｣
ジ｢あいつらみあのこと狙ってるからダメだ！｣
貴｢ジョーカーは私の運命をもらったんだから他の人に目移りしないわよ！｣
ジ｢ならいっか！｣
貴｢じゃあ私先に戻るから｣
みあは橋から飛び降り羽で飛んで行った
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作者名：桜姫 | 作成日時：2020年5月21日 23時
