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Aside
依「噂通りの良い仕事ぶりだった。弾んでおいてやったぞ。また縁があればよろしく頼む、赤の屍人。」
この部屋の窓から射す光が、眩し過ぎる。
A「…縁があればな。」
早く出たくて、そいつの秘書が持っていたケースを引っ掴んでさっさと出た。
俺に依頼してくる奴は、大体はヤクザや裏組織の奴ら、対立している組織を壊滅してくれって依頼がくる。でも極稀に、政治系の奴らや大企業のお偉いさん方からも声がかかる。偉い奴ほど裏で何してるかわからない。
A「今日は、もう無いか。」
でも、金が入るし衝動も抑えられる、から、俺は頼まれたことをただやるだけ。後のことは、俺には関係ない。
その時腹が鳴る音がした。
A「腹減ってんのか？…食いモンは」
俺の頭の中は、もう食べ物のことに切り替わった。
＿＿＿＿＿
A「大量。」
俺は左腕に紙袋を抱えて歩いている。中には大量のたい焼き。看板に「熱々のたい焼き！」、「丁度いい甘さで美味しいよ！！」と手書きで書かれていた。だから美味いのだろうと確信し買った。取り敢えず、美味いんだろうな。
たい焼きから目線を外し、前を向く。すると前方から、走ってくる人が目に入った。女性のようだが…
？「あのｯｯ！」
A「ん？」
目の前で急ブレーキ。話しかけられた。
？「この辺りでｯ女の子見ませんでしたか！？背は小さくて髪をｯ二つに結っている子なんですけどｯ！」
息が切れてる、急いでる…焦ってるのか？
A「見てない。」
？「そうですかｯ…ありがとうございましたｯ！」
そう言ってまた走り出していった。
…ありがとうございました？俺は何か役に立つことでも言っただろうか。
A「可笑しな奴だ。」
ピンク色が多いエプロンに、ネームをしていた。可愛いってやつだ。服装からして幼稚園の先生。
A「探してた子は、園児か。迷子探し。先生も大変だな。」
そう他人事のように呟いていたら、俺の耳が拾ってしまった。先生が、その子を呼ぶ声が、その子の名が…
？「灯衣ちゃーーーーん！！どこーーー！」
A「！？」
思わず、足を止めた。だって…
A「…探すか。」
違うとわかっていても、足はもう、走り出していた。
だが見つけたとしても、あの先生がわからなきゃ預けるのに困る。だから想い変えす。
髪はまとめていた。顔は、世にいう美人。ネームの文字、確か…
A「………ようこ？」
だったか…
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扇(プロフ) - ありがとうございますー！もっと面白くしていく所存です！！ (2017年5月29日 22時) (
レス) id: 2b7359f422 (このIDを非表示/違反報告)
awtwmjtngt - 面白いです。最新待ってます。頑張ってください。 (2017年5月29日 20時) (レス) id: c36a27a292 (このIDを非表示/違反報告)
扇(プロフ) - 私も男主が好きで、少ないから自分で書こうと思って始めたんです！もっと面白くできるように頑張ります♪ありがとうございます！！ (2017年5月12日 18時) (レス) id: 2b7359f422 (このIDを非表示/違反報告)
ましまろ - 男主探してて見つけて読んだら結構面白くて続きが気になって仕方ないですｗ更新頑張ってください! (2017年5月12日 17時) (レス) id: a5b79a8148 (このIDを非表示/違反報告)
扇(プロフ) - ありがとうございます！実はスランプ状態でして…ですが頑張ります！ (2017年5月6日 22時) (レス) id: 2b7359f422 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：扇 | 作成日時：2017年4月1日 1時
