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陽子side

私が突然声をかけたから皆の驚いた視線が集まる。男の人も、灯衣ちゃんから視線を外して私を見た。

陽「あっあのっ!えとっ」

だけど、自分で声をかけたくせに言葉が出てこなくて詰まってしまった。
何か言わないとと思う程、焦りが増し、俯いてしまう始末。


?「?……あっ!ようこ!、さん!」

でも、教えていない私の名前をいきなり呼んだ彼に、私の感情は焦りから、驚きに変わった。

陽「えっ!なんで、私の名前を?」

?「あー、声とあの時、名札見たから。」

陽「そう、なんですか。あの…私と会ったあの後に、灯衣ちゃんを探してくれたんですか?」

彼から声をかけてくれたおかげで、聞きたいことを話した。少し、覚えてくれてたことに、ほっとした。

?「…まぁ、嗚呼。」


返事を聞いて、お礼を言わなきゃと思い彼に近づいた。急に近づいて行った私に雪路さんと亀吉さんの制止の声が聞こえたけど、目の前まで移動して、頭を下げた。

?「っ!?」

亀「陽子先生!?」

雪「何やってんだよ!」

旅「…。」

幾ら酷い殺し屋だとしても、灯衣ちゃんを助けてくれたことには変わらない。


陽「灯衣ちゃんをっ、助けて下さって有難うございます!本当にっ有難うございます!!」

灯「陽子先生…っ」

そしたら灯衣ちゃんが近づいてきて、小さい手で精一杯、私を抱きしめてきた。

灯「陽子先生は悪くないよっ?灯衣がいけないのっ灯衣が、灯衣がちゃんとしてなかったから!ごめんなさいっごめんなさい!」

涙目で、何度も謝ってくる灯衣ちゃんをしゃがみこんで、私も優しく抱き締め返した。

陽「ありがとう、でも灯衣ちゃんは何も悪くないんだよ?先生が「なぁ」!」

先生がいけないの、と言おうとした時、しゃがみこんでいる私たち二人を見下ろして、彼が話に割り込んできた。


陽「(K…)」

旅・雪・亀「「「(Y…。)」」」

声には出ていないと思うけど、私たちの(灯衣ちゃん・ファミリー除く)思っていることが一致した気がした。

そんなことを考えてるとは知らずに、彼は話を続けた。


?「なんで謝りあってんだ?必要か?それ。意味あるのか?」

その顔は、まるで子供が大人にわからない問題を聞いているようで、殺し屋、というには程遠い表情だった。

陽「でっでも!」

?「俺が間違ってんのかな?…まぁいいや、わかんねぇけど悪いのは彼奴らだろ?あの外国人二人。人しn……あぁいや、兎に角悪い奴は彼奴らだ。だからお前らが謝る必要はない。」

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(プロフ) - ありがとうございますー!もっと面白くしていく所存です!! (2017年5月29日 22時) (レス) id: 2b7359f422 (このIDを非表示/違反報告)
awtwmjtngt - 面白いです。最新待ってます。頑張ってください。 (2017年5月29日 20時) (レス) id: c36a27a292 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 私も男主が好きで、少ないから自分で書こうと思って始めたんです!もっと面白くできるように頑張ります♪ありがとうございます!! (2017年5月12日 18時) (レス) id: 2b7359f422 (このIDを非表示/違反報告)
ましまろ - 男主探してて見つけて読んだら結構面白くて続きが気になって仕方ないですw更新頑張ってください! (2017年5月12日 17時) (レス) id: a5b79a8148 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ありがとうございます!実はスランプ状態でして…ですが頑張ります! (2017年5月6日 22時) (レス) id: 2b7359f422 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年4月1日 1時

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