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Aside
猛ダッシュしてあの場から離れた後、直ぐに携帯を見て依頼人の場所に行った。あの場で携帯が鳴ったのはらっきーだった。
A「くしゅっ」
四件、今日は入っていた。
最初の一件は、裏切り者を始末してくれという依頼。見つけて殺せばいいだけの話、俺に頼んできた理由がわからなかったが、報酬が弾んだからもういい。
時間にして一時間三十二分。十五時から始めたから十六時三十二分で終わった。
隠れるのは上手かったが、体力は無く、呆気なく死んでしまった。
健康体で、綺麗な臓器だったことだけは褒めてもいい。
A「はっく！」
三件目は、女が頭をやってる〇〇組織から依頼があった。内容は、目障りな組織を壊滅してほしい、要するに対立してる組織を壊滅する事。だが問題があった。
次の四件目の依頼主が、女から壊滅してくれと頼まれた△△組織。因みに男が頭。
こっちの話を聞くと、次は女が頭をやってる〇〇組織を壊滅してくれときた。
板挟み状態とはこういうことを言うのだろう。だから俺は。
A「あんたら何張り合ってんだ？このままだと俺はどっちも殺んねぇといけねぇ。それは俺もあんたらも困る話だ。…少し話し合えよ。ちゃんと決めてから声掛けろ。」
と、言った。
すると本当に話し合ったのか。五時間後、男から連絡が入り、今すぐ来てくれと言われた。女が男の元に出向いたようだ、女の秘書から金を受け取り向かった。
部屋を開けると何を話し合ったのか、二人が腕を組み、密着して向かいのソファに座っていた。二人を一見して俺もソファに座り、話を聞いた。
ざっくり言うと、だだの喧嘩。二人は新婚だ。子供はまだいないが、二人でもしあわせだったと、だがちょっとした事で女の方が男の浮気を疑い男の方も女の浮気を疑い、ろくに話もせずそのままの流れで行った結果、俺に依頼がきた。
話が終わった二人は、やはり依頼は取り消すと言った。報酬は…
女「貴方に言われなかったら、今頃、勘違いしたままだったわ。ありがとう。お金は私の秘書から受け取って、多く入ってるから。」
男「嗚呼、君のお陰だ。本当に感謝しているよ。俺の方も弾んでおいたから、…君は殺し屋にしておくには勿体無いね。でも、また何かあったらお願いしていいかな？」
だ、そうだ。問題なし。
A「…あぁ、いつでも」
俺がそう言うと二人は笑い、別れを告げ仲良く出かけて行った。
A「…さて」
銃を取り出す。
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扇(プロフ) - ありがとうございますー！もっと面白くしていく所存です！！ (2017年5月29日 22時) (
レス) id: 2b7359f422 (このIDを非表示/違反報告)
awtwmjtngt - 面白いです。最新待ってます。頑張ってください。 (2017年5月29日 20時) (レス) id: c36a27a292 (このIDを非表示/違反報告)
扇(プロフ) - 私も男主が好きで、少ないから自分で書こうと思って始めたんです！もっと面白くできるように頑張ります♪ありがとうございます！！ (2017年5月12日 18時) (レス) id: 2b7359f422 (このIDを非表示/違反報告)
ましまろ - 男主探してて見つけて読んだら結構面白くて続きが気になって仕方ないですｗ更新頑張ってください! (2017年5月12日 17時) (レス) id: a5b79a8148 (このIDを非表示/違反報告)
扇(プロフ) - ありがとうございます！実はスランプ状態でして…ですが頑張ります！ (2017年5月6日 22時) (レス) id: 2b7359f422 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：扇 | 作成日時：2017年4月1日 1時
