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旅人side
雪「それが、兄貴の目には視えていない。」
まるで…
旅「感情が、狂気だけで、狂気に任せてただ殺しているだけみたいだ…」
土「……。」
空いた口が塞がらないとはこういうことを言うのか、土井さんはポカンとしている。でも、それしかないのだ。
なんでなのかも、いくら考えたって答えは出てこない。感情が狂気だけだなんて、誰だって信じられない。
しかし、何故だろう、こんな事件を犯した犯人に対して僕は、恐怖心を全く感じ無いどころか
旅「(会って、話したい。)」
そう思っていた。
増「取り敢えず、どんなに危険な奴かわかった。本当に危ない目に会うかもしれないから、ここからは私たちの仕事です。協力感謝します。」
雪「なんだよ、心配してくれてんのか？」
増「一応お二方、私たちが守るべき市民様なので。」
雪「ケッ」
旅「もしかして、もう目星がついていて、それの確認に今日？」
雪「あ？本当かよ。」
増子さんは惚け顔。なんのことかなー？と、言っているようなもの。土井さんは、わかりやすくて助かる。
土「お、送るから、早く車の中に入れ。」
雪路がため息をついて車の中へ、僕も続けて入ろうとした。その時…
亀「いたーーーーーー！！！！旅人さーーーーーーん！！雪路さーーーーーーん！！待って！！待ってください！！！！」
大声を上げて僕たちを呼ぶ亀吉。でも朝の元気な感じではなく、焦っているような、必死で走ってくる。
雪「なんだ？」
旅「わからない、でも…何かあったみたいだ。」
息を上げながら目の前まで来ると、出て来た雪路を掴んで大きく揺さぶった。
亀「ﾊｧﾊｧたｯ大変ですｯｯ！！ﾊｧﾊｧﾊｧｯｹﾞﾎｹﾞﾎｯ」
雪「おいっ！！待て亀吉！落ち着け！」
増「騒がしいなぁ、何なのさ。」
旅「亀吉、落ち着いて」
背中をさすっていたら、段々と落ち着き始めてきたようだ。息が整ったのか、ガバッと上げた顔は…
亀「大変ですｯｯ！！！！」
今にも泣きそうな顔だった。
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扇(プロフ) - ありがとうございますー！もっと面白くしていく所存です！！ (2017年5月29日 22時) (
レス) id: 2b7359f422 (このIDを非表示/違反報告)
awtwmjtngt - 面白いです。最新待ってます。頑張ってください。 (2017年5月29日 20時) (レス) id: c36a27a292 (このIDを非表示/違反報告)
扇(プロフ) - 私も男主が好きで、少ないから自分で書こうと思って始めたんです！もっと面白くできるように頑張ります♪ありがとうございます！！ (2017年5月12日 18時) (レス) id: 2b7359f422 (このIDを非表示/違反報告)
ましまろ - 男主探してて見つけて読んだら結構面白くて続きが気になって仕方ないですｗ更新頑張ってください! (2017年5月12日 17時) (レス) id: a5b79a8148 (このIDを非表示/違反報告)
扇(プロフ) - ありがとうございます！実はスランプ状態でして…ですが頑張ります！ (2017年5月6日 22時) (レス) id: 2b7359f422 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：扇 | 作成日時：2017年4月1日 1時
