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｢っ…いった…
何するのよ!!｣
宮越さんを叩いたのは竹内さんだった
｢ばか…ばか…
ばかですよ、奈緒子さんは
聖司は……いえ、古川さんは本気でそんな事言ったわけではないわ！｣
竹内さんは涙ながら叫び
宮越さんは目を見開いた
竹内さんが何を言っているのか、理解が追いつかないようだ
｢…古川さんは奈緒子さんの才能をいち早く気づいていました｣
ぽつりぽつりと話し出した
何故、古川さんがあの行動を取ったのかを
_________________________
｢なぁ、竹内｣
｢はい、何ですか？｣
｢俺、奈緒子と別れる｣
古川の突然の告白に驚きを隠せない
｢えぇ!?どうしてですか!?
お二人共あんなに思い合っているのに!!｣
｢ああ、だが、俺のせいで奈緒子の才能を潰してしまっている…｣
｢そんな事…｣
｢奈緒子は絶対に一流のアルト歌手になる！
きっと将来、俺はただの足枷としかならない｣
古川は宮越の才能を信じたからこその苦渋の決断だった
宮越は古川を愛していただろうし
また同様に、古川も宮越を愛していた
｢だから、協力してくれ！｣
｢協力？｣
｢俺は今度奈緒子の事を傷つけて振る
そのあと、少しだったら俺と付き合う"フリ"をして欲しんだ｣
｢嫌です！
奈緒子さんを傷つけるなら協力しません！｣
｢頼む！奈緒子にはこれが最善なんだ！｣
_________________________
｢そのあと、私は渋々了承し
奈緒子さんと古川さんが別れたという噂が広まった後、古川さんと私が付き合っている噂が流れるようにしていました
2人の時は苗字で呼び合う、今までの関係以上はなし
誰かがいる時はお互いに下の名前で呼びあってあたかも幸せなカップルであるかのようにしていました｣
竹内さんは涙を流し、途中でつっかえつつも話をした
宮越さんは理解が追いついたのか、口元を抑えて涙を流す
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夜宵 - 好き！！！！！！！！！です！！！！！！！！！！！！ (2021年12月14日 11時) (
レス) @page50 id: 906b8ab263 (このIDを非表示/違反報告)
眠夢_(プロフ) - すぅっっっっっっはぁぁぁぁぁぁあああ！！！！すき。 できればまた更新してくれると嬉しいです、、 (2021年10月21日 23時) (レス) @page50 id: 7e61cd56ff (このIDを非表示/違反報告)
白兎(プロフ) - 1章完結、おめでとうございます！2年程前から読ませて頂いておりました。長い間、とても素晴らしい作品を更新して下さりありがとうございます、2章も楽しみにしています！作者様のペースで更新、頑張って下さい。陰ながら応援させて頂きます。 (2020年11月12日 0時) (レス) id: b91d000f71 (このIDを非表示/違反報告)
あるは(プロフ) - 1章完結おめでとうございます。2年以上前から読まさせて頂いていたので、嬉しいような寂しいような気持ちになってしまいました。お疲れ様でした、2章も楽しみにしております。 (2020年11月8日 17時) (レス) id: 57423162de (このIDを非表示/違反報告)
(´・ω・`) - このお話大好きです！できれば警察学校組救済してほしいです。そしてその人たちと絡ませてほしいです！ (2020年11月8日 16時) (レス) id: 8cd34875f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲奈 | 作成日時：2018年3月8日 14時
