目立つ君と地味な僕〈ありやま〉

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「涼介」







『山田』









･･･ん？何だここは？









今俺がいるのは自分の部屋。はぁ･･･疲れてるのかなと仰向けから姿勢を変えて左を向くと2人がいた。









山田「うへぇ！？」









思わず変な声が出る。慌てて口を抑えた俺。うるさくすると母さんが怒るからな









山田「お前ら･･･どうやって入ったんだよ？」









母さんが俺の友達を家にあげることなんてない。
絶対ない。









2人は俺の方を見て少し微笑んでいる。怖っ。









「涼介は僕のことが好きだよね？」









『俺の方が好きだよな？』









山田「はぁ？」









待って。急に2人が家に来て？告白みたいなことをしてる？うん。意味がわからない。









山田「てか、外暗･･･2人ともよくこんな時間に外出ること親が許してくれたな？」









そう。カーテンが少し揺れて見えた窓の向こうは真っ暗で。









確実に夜じゃん。てか夜中っぽいじゃん？









時計は･･･2時･･･2時！？やっぱ夜中じゃん









「涼介、早く答えて？」『答えろよ山田』









山田「待って、待ってよ。」









「『嫌だ』」









2人は表情を変えないまま俺がいるベッドに段々近づいてー























































･･･という所で目が覚めた







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