目立つ君と地味な僕〈ありやま〉

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幽霊！？･･･なんて思ってそろりと教室に入る









少し古い校舎だからか、うるさい音をたてドアが開く。









のそっと動く影。









有岡「ひっ！？やややや、やっぱり幽霊･･･？」









後ろのドアから入って少しずつその影に近づく俺。









自分の席について急いで机の中から携帯を出した









ホッとしたのもつかのま、先程影があった方、つまり今俺が背中を向けてる方から









ガタン









と大きい音がなった









俺はゆっくり後ろを振り向いた






(ここら辺はほん怖とかその他の怖いテレビを想像していただけると助かる。


ほら、あれだよ。主人公がゆっくり振り向くやつ。あれあれ。)









有岡「･･･へっ、山田？」









そこには山田がいた。･･･のは良いんだけど辺りをキョロキョロしてる･･･









山田「･･･！？」









しばらくキョロキョロしていた山田がしゃがんでいる俺にびっくりしてなんとも言えない･･･顔をした









山田「びびった･･････今、何時？」









え？･･･すんなり話してくれたんだけど･･･









山田「やべぇ･･･寝てたわ･･･そこにいるの誰？」









有岡「俺、有岡大貴･･･だけど」









山田「あ･･･」









またもや驚いた顔の山田。え、さっき俺に話しかけたのって誰か見えてなかったからなの？

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