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42ーいてくれたからー ページ44

「何ぼーっとしてんの?」





「伊野尾くん…」





「久しぶりに聞いた。高木の名前呼び」





「そう?笑ちょっと高校の時のこと思い出してて」





「…あー…あの時は伊野尾呼びだったね笑」





あの後観覧車に乗ってたのが見つかり有岡くんに散々茶化された。





山田はおめでとうって言ってくれたっけ…笑





あの時からあっという間に時は流れ…大学生になった俺ら。








「慧が好きだよ」








あの時も









「試験勉強した?」「俺7時間しか寝てねー」「いやしっかり睡眠とれてるじゃん」









あの時も













「傘2本あんの?1本かして!」「…」「え、無視…?」













「ばか…こういう時は普通一緒に入るんでしょ…///」「……///」





あの時も










「慧と付き合えてから幸せだな…」





今こうして横にいられるのも





「雄也…ちゅーしよ?」





君が変わらず横にいてれくれたから





…END

作者より完結のご挨拶→←41ー観覧車ー



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作成日時:2023年7月11日 11時

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