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38ー悩むー ページ40

有岡「…高木なんかあったでしょ?」









そう有岡くんに言われたのは、あの日から丁度1週間経った時だった。








高木「…なんかって、?笑」









有岡「なんか。…詳しくは分かんねぇけど…いのちゃんと」









なんでこんなに彼は勘が鋭いんだ。いつも鈍感そうなのに…。









有岡「いのちゃんも様子変だったし、高木あからさまに避けてたし。」









思い当たる節しかない。ここ1週間伊野尾くんの姿を見てないんじゃないかと言うくらい彼のことを避けていたのだ。









有岡「何があったの?話聞こっか?」









高木「…いや、大丈夫…」








有岡「…」









有岡くんは納得いってないような表情をしていたけど、俺が色々話してしまうと伊野尾くんが告白された事まで話してしまう気がするから何も言えなかった。






ーーーー







ー有岡サイドー








ここ最近、2人の様子がおかしいと感じた後、山田も様子がおかしくなっていた。









2人と違って誰かを避けるとかしないけど、1人で悩んでる感じ…。







もう…なんだよみんな…お陰でお昼は4人で集まれないし…つまんないじゃん…








山田「大ちゃん…」









有岡「ん?」









山田「いのちゃんたち…この間までは上手くいきそうだったのに…」








有岡「…そうだな…」








シュンとうなだれる山田をこれ以上見てらんない…









有岡「山田…」







山田「?」








有岡「…遊園地行くか」

39ー遊園地ー→←37ー告白ー



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作成日時:2023年7月11日 11時

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