友達の友達、（たかいの） (ページ35)

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33ー言うならーページ35

有岡「それでこんなに落ち込んでんだ」

帰りに会った有岡くん達に落ち込んでる山田の事情を話すとうんうんと頷いた。

山田「大ちゃんは何になったの？」

有岡「学年種目はムカデ競走だろー？個人は400メートルリレーの…アンカー！」

ドヤっとした有岡くんに「かっこよくないよ、大ちゃん」と伊野尾くん。

高木「伊野尾くんは何の種目になったの？」

伊野尾「俺？2人3脚」

「ほんといのちゃん珍しいよな〜。去年サボるって言って出なかったのに」と有岡くんが横で話し始めると

「去年はめんどくさかったから〜」なんて伊野尾くんらしい答え。

伊野尾「借り物競走は当日まで何借りるかわかんないんだってね」

高木「うん、だから放課後の練習もないんだって。」

それぞれみんなが「いいなぁ〜」と呟く。

有岡「俺はめっちゃ走るらしい…笑。頑張る！」

「山田も一緒に頑張ろう！！な！」

山田「大ちゃんが言うなら…少し頑張ってみる…」