友達の友達、（たかいの） (ページ33)

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31ー気持ちーページ33

有岡「んーバス着いた〜」

伸びをした大ちゃんに続いて俺も伸び。

有岡「…伊野ちゃん…大分高木と仲良くなったよね」

「いや〜2人が仲良くなって良かった良かった」と

首をブンブン縦に振って何かに納得してるような姿勢を見せてる大ちゃん…。

伊野尾「…何が言いたいの？」

有岡「ん！？…あ、いやー…」

そそそと近寄ってきた大ちゃんが「だから…」と耳元で

有岡「高木のこと、どう思ってるの？」

伊野尾「ほぇ…？」

有岡「好きなの？笑それとも…」

伊野尾「好きだよ」

有岡「えぇ！？」

伊野尾「大ちゃんのことも好き〜」

「なっ…そういうことじゃなくて…いのちゃーん」なんて言ってる大ちゃんを無視して高木の元へ。

実は薄々気づいてた。俺の中のだいちゃんに対する好きと、高木に対する好きが違うのを

「伊野尾くん、有岡くん叫んでるけどいいの…？笑」

「ほっといていーの笑」

でもその気持ちを口に出すのはまだ怖かった