抜け出してきちゃいました ページ48
ー山田サイドー
2人でちゃっかり抜け出してくると俺らは休憩がてら近くの公園のベンチに腰をかけた
知念「･･･大丈夫？」
山田「なわけないでしょ」
だって恋人に知らない先輩がベタベタ触ってたんだもん･･･ムカつく･･･
知念「それ嫉妬だよ。あーあ。男の嫉妬って醜い」
山田「･･･っ。」
ま、正論ですね。醜いよね。
知念「･･･でも･･･何故か僕も嫉妬したし」
え？
知念「だって宏太にベタベタ触るんだもん！いくら役だからって･･･ずるいじゃん」
段々静かになっていく知念。
はぁ･･･この雰囲気どうしたものかと思っていると
〈あ、いたいた！
公園の入口から迫ってくる人影。よく見てみると大ちゃんだった。
有岡「山田？何で急にいなくなっちゃったの？俺心配したんだけど･･･って、知念。薮ちゃんが探してたよ？」
知念「･･･じゃあ、ごゆっくり」
知念がベンチから立ち上がると変わって大ちゃんが俺の横に座ってきた
有岡「･･･どうした？」
山田「･･･った、」
有岡「え？」
山田「大ちゃんが女子に触られるの見るの嫌だったっ･･･！･･･嫉妬したの。」
有岡「山田･･･」
大ちゃんはぎゅっと俺を抱きしめた
有岡「･･･ごめん。でもな、俺も実は嫉妬した。
･･･劇の前とか･･･クラスのやつらに触られてて･･･ムカついたし。山田は俺のなのにって思った。」
なんだ、同じこと思ってたんだ
有岡「だから･･･ごめんな？」
山田「俺もごめん。」
ー知念サイドー
あ、知念でーす。あのバカ宏太(一応先輩だけど)の元へ行こうとさっき集まってた場所へ戻ってる途中。
薮「あ、知念」
遭遇しました。
知念「･･･」
薮「･･･知念？何か怒ってる？」
知念「･･･嫉妬したの。劇の時女子が宏太に触ったから」
そう言うと笑い出す宏太。恥ずかしくなってきた。
薮「嫉妬したのが知念だけだと思うなよ？俺もだから。･･･女装した知念可愛かったし」
宏太に褒められたら、もう嫉妬してたことなんて忘れてしまうぐらい気分が良かった
知念「可愛かったのは女装した僕だけ？」
薮「普段の知念の方が100倍可愛い。」
それを聞いた瞬間、僕は宏太に抱きついた。
ーーーーーー
文字数の関係で最後が雑ですみません
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Nenchi ーねんちー(プロフ) - 有谷 彩涼さん» いえいえ！作者は皆さんが楽しんでいたたげる作品を作るのが好きなので！楽しんでくださると幸いです！ (2019年9月14日 17時) (
レス) id: 07a41134ab (このIDを非表示/違反報告)
有谷 彩涼(プロフ) - Nenchi ーねんちーさん» いえいえ！そんなことありません！わざわざ細かい所まで...！！ありがとうございますっ！ (2019年9月14日 17時) (レス) id: b8f3cb221b (このIDを非表示/違反報告)
Nenchi ーねんちー(プロフ) - 有谷 彩涼さん» なるほど！私の理解力が足りないばかりに、、、。了解しました！頑張ります！ (2019年9月14日 13時) (レス) id: 07a41134ab (このIDを非表示/違反報告)
有谷 彩涼(プロフ) - みたいなのでもいいなかな...なんて思ってます！！ (2019年9月14日 13時) (レス) id: b8f3cb221b (このIDを非表示/違反報告)
有谷 彩涼(プロフ) - そこまで細かくは考えてなかったんですが、私のイメージだと大貴と薮が演技の中で女子と絡まないといけないことに涼介と侑李が嫉妬しちゃうっていう感じです！あでも突然相手役になった2人が可愛すぎてクラスが2人にデレデレしてると大貴と薮が嫉妬した (2019年9月14日 13時) (レス) id: b8f3cb221b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねんちーさぼん | 作成日時：2019年8月26日 18時
