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ロボロさんの様子が可笑しい。視線を感じる。怪我でもあるのか、とぺたぺた自身の顔を触ってみるが異常はない。
「なんで…」
「おお、よお無事やった！！良かったわほんまに！！」
ロボロさんが口を開いて何かを言葉にする前に、コネシマさんが大声でずかずかと近づいてきて、わしゃわしゃと頭を撫でてきた。
「シャオロンは来ていないんですね」
「せやな。まだ見てへん。てっきりこんな事態やし、Aのところにすっ飛んで行っとると思ってたんやったけど。その様子やと、合流はしてないみたいやな」
「はい。心配ですね」
少し嫌な予感がする。
避難所も未だ混乱状態。教師の方も現在の状況を具体的に把握できていない様子だった。
きょろきょろと辺りを見回すが、シャオロンはいない。
無意識に外へ向かおうとする身体をコネシマさんに止められた。
「今、あそこへ戻るのはあかんやろ」
「あ…」
「ええか。おさない、かけない、しゃべらない、もどらないや」
「でも、」
「ええやんか。大好きな主がシャオロンのこと気に掛けてるなら、お前が代わりに見に行ったるのが普通やと思うけど」
コネシマさんとの会話にロボロさんが割り込む。
「なっ…ダメですよ。危ないじゃないですか！」
「せやけど、あんたは待ちきれないって顔してんで」
「俺はええけどさ。…はああ、行けばええんやろ、」
むす、とした表情のコネシマさんが私の頭の上に顎を乗せる。…重たい。
ロボロさんの表情は変わらないが、少しだけ怖いオーラを纏っているような気がする。
「無事シャオロン連れてきたら、…褒美くれ」
「ほうび？！」
ばびゅん、と横を通り過ぎっていった彼。とても速い。…褒美かぁ。
四つ葉のクローバーでも渡そうかしら、なんて。ははは。
＿
邪魔者が消えた。目の前のターゲットは、無防備に頭を抱えている。
人の目は多いが、殺るなら今か。毒針でも仕込めば、長く苦しむことになるが確実に殺せる。
「Aさん」
「はい、どうしたんですか。ロボロさん」
すまんな。
心にも思っていない謝罪を思ってから、彼女に触れるまで後数センチ。
「わわ！」
彼女との距離が大きく離れた。
Aの後ろには、見慣れた人影。彼は、Aを背後から抱きしめ、彼女の目元を大きな手のひらで隠す。そして俺を見て腹立つように笑った。
「ロボロなんかと喋らんで、俺と話そうや」
「…鬱さん？」
大先生、お前も邪魔するんか。
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しめじ - めっちゃ好きです〜😭❤️これからも無理のない程度に更新頑張ってください！応援してます！ (11月28日 18時) (
レス) id: 34533725fa (このIDを非表示/違反報告)
匿名のヤツ - コメント失礼します。shaちゃん可愛すぎ、、額が足りひん。を間に受けるknが面白すぎる、、。 (11月4日 18時) (レス) @page13 id: 4d5241d02c (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - あんま可愛過ぎるやろ…不憫shoちゃん好き過ぎてほんと…よかったね、夢主ちゃんにいっぱい愛されるんだよ… (11月1日 15時) (レス) @page8 id: 9e64766d9e (このIDを非表示/違反報告)
りう - あ、、、すきっ (10月31日 23時) (レス) id: 8380e3b7c5 (このIDを非表示/違反報告)
るか(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新頑張って下さい！ (10月29日 21時) (レス) id: a23b083970 (このIDを非表示/違反報告)
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