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人を殺すときは、いつだって相手の瞳を見ていた。
その命が途絶える瞬間、絶望に満ちた行動がシャオロンの記憶に刻まれる。その人間の本性が、生き様が全て表立って見えてしまう、この瞬間は嫌いではない。
あは、滑稽やなぁ。
もし…自分が死ぬときは、大好きなあの子に殺してもらいたい、もしくは彼女の目の前で死にたい、なんて感情が湧き上がって「…変なの」と自分自身で突っ込んだ。考え事をしながら武器を振るう。
ぴちゃ、と頬に血液がこびりついた。「汚ね…」と掌で擦ってみる。そこら中、血まみれで視界が悪い。辺りは死体と息絶える寸前のものだけ。
「おつかれさま」
「おう。後は任せてええの？」
「お前…やることないやろ。最後まで片付け手伝ってや」
「えぇ…」
やることなんて沢山あるとも。
明日の昼ご飯のお弁当の内容を考えなければならないし、
もうすぐテスト期間に入るため、勉強もしなければならない。
コネシマ、という男の存在も調べ上げて、必要に応じて処分せなあかんし、
今日のAの行動を把握することもタスクとして残っている。
「暇やんけ」
「は？」
ロボロは呆れたように呟く。シャオロンは、そういうわけで〜と手をひらひらさせながら、その場を後にしようと歩き出す。かち、とインカムを切り替えると、ごり…ごり…と何かを擦る音が聞こえた。
Aは、この時間、芸術の授業じゃないん…？と教師・生徒の声が聞こえないことに疑問を持ったシャオロンは、インカムから聞こえる音に集中するため、足を止めた。
しばらくして、ドサドサとものが高い位置から落ちてくる音。
”うぅ…”と彼女の唸り声。
「ろぼろ…」
「なんや」
ロボロは相変わらず不機嫌である。そんな様子を気に留めることなく、シャオロンはロボロの肩を勢いよく掴んだ。
「なぁ、A今何処おる！？」
「は…？」
顔を真っ青にしたシャオロンは、「はよ！教えてや」とロボロを急かす。困惑しつつもロボロは、盗聴器に取りつけたGPSの位置情報を確認する。
”た＿＿す、けて、しゃおろん”
「一応、場所は学校を示しとる。教室、というより、グラウンドらへんのところにおるけど」
「は…。あ、」
「ちょ、おい！」
そのまま走り出すシャオロンを止めること出来ずロボロはその場に立ち竦む。
別にシャオロンが仕事をしてくれるなら何でもいいけど。それが俺にとって不利益を招こうものなら、それなりの対応が必要やな、とロボロは考えこむ。
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しめじ - めっちゃ好きです〜😭❤️これからも無理のない程度に更新頑張ってください！応援してます！ (11月28日 18時) (
レス) id: 34533725fa (このIDを非表示/違反報告)
匿名のヤツ - コメント失礼します。shaちゃん可愛すぎ、、額が足りひん。を間に受けるknが面白すぎる、、。 (11月4日 18時) (レス) @page13 id: 4d5241d02c (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - あんま可愛過ぎるやろ…不憫shoちゃん好き過ぎてほんと…よかったね、夢主ちゃんにいっぱい愛されるんだよ… (11月1日 15時) (レス) @page8 id: 9e64766d9e (このIDを非表示/違反報告)
りう - あ、、、すきっ (10月31日 23時) (レス) id: 8380e3b7c5 (このIDを非表示/違反報告)
るか(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新頑張って下さい！ (10月29日 21時) (レス) id: a23b083970 (このIDを非表示/違反報告)
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