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「そんなの、分からないじゃないですか」
もしかしたら、コネシマさんの大ファンがあそこの中にはいて、彼のことを知り尽くしている女子生徒がいるかもしれないじゃないか。
「はっ…んな奴、おるわけ」
嘲笑うコネシマさん。
そんな彼の何処か寂しそうな様子を見て、可愛らしく思えてしまう。よしよし、と慰めるようにして彼の頭を撫でると「撫でんな！！」と怒られた。
「コネシマさん…子供みたいですね」
「はっ！？！？」
「声でか」
「なんやと！！」
会話を続ける度に、どんどんと声のボリュームが大きくなる。初対面と大分印象が変わったコネシマさんは、やっぱり子供みたいだ。
「コネシマさんのこと、私これからいっぱい知っていきますから。そんな"自分のことを誰も知ってくれない…"なんて寂しいこと思わないでください」
「思ってへんわ！！！」
担任の教師が私達の言い争い(主にコネシマさんの声)に注意を入れようと間にはいるが、「あ”？」と極めてドギツイ彼の一声に言い負かされる教師。
「あ！ぶちょー！」
そんな中、高らかに挨拶しながら登場してきた背が高い男子生徒は、コネシマさんに声をかけた。「空気読まなさすぎ…チーノ…」と後方からもう一人。
どちらも顔が整っている…、なんて呑気に思っていると、後者の彼から声をかけられた。
「わ、かわいい…」
「へ？」
「アドレスください」
「お前の方が空気読めやショッピ！！！」
スッと手を取られ、連絡先の交換を申し出された。すぐにコネシマさんがショッピ、と呼ばれた彼と私の距離を引き離し、頭を叩く。
「…った、」
「はは。ショッピ、叩かれてやんの」
「何の用やねん、チーノとショッピ」
「え？あー…別に急用ってわけやないんですけど」
へらり、と笑うチーノさん。彼と目が合うが、身長差があり過ぎて、見下されている感が否めない。「チーノです！」と挨拶をされたので、「Aです」と頭を下げた。
「ああ！貴方があの有名な貧乏人…いだい！！」
「チーノも叩かれとるやん、ざまぁ」
真正面から貧乏人って久しぶりに言われたな、と驚いている間もなく、チーノさんの頭にコネシマさんの拳が落ちた。
「ショッピです」
「はじめまして」
「どうやらコネシマさんがご迷惑かけたみたいで」
「あ。部長借りていっても…？」
「どうぞ。返さなくていいですよ」
「おい、お前ら…」と不満げなコネシマさんがチーノさんとショッピさんに連れていかれた。
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しめじ - めっちゃ好きです〜😭❤️これからも無理のない程度に更新頑張ってください！応援してます！ (11月28日 18時) (
レス) id: 34533725fa (このIDを非表示/違反報告)
匿名のヤツ - コメント失礼します。shaちゃん可愛すぎ、、額が足りひん。を間に受けるknが面白すぎる、、。 (11月4日 18時) (レス) @page13 id: 4d5241d02c (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - あんま可愛過ぎるやろ…不憫shoちゃん好き過ぎてほんと…よかったね、夢主ちゃんにいっぱい愛されるんだよ… (11月1日 15時) (レス) @page8 id: 9e64766d9e (このIDを非表示/違反報告)
りう - あ、、、すきっ (10月31日 23時) (レス) id: 8380e3b7c5 (このIDを非表示/違反報告)
るか(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新頑張って下さい！ (10月29日 21時) (レス) id: a23b083970 (このIDを非表示/違反報告)
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