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シャロオンは、絶対にこの間のロボロからの依頼のせいで熱が出たと確信を持っている。
それに最近、バイトをしすぎて睡眠時間を削っていたのも仇となったのだろう。
Aに迷惑をかけたくない、ごめんな、と思う反面、
この状況を嬉しく思う自分がいた。
「しゃおろん…？」
あぁ、うまく頭が回らへん。
距離が近い。手を伸ばして、彼女の頬に触れれば、Aはぴく、と反応を示す。
「かわええ…」
ほんまに好き、大好き。Aだけやで、こんなにドキドキするの。俺の、俺だけのご主人様。優しくて、明るくて綺麗で。
シャオロンの熱はピークに達していた。
その時だった。
その熱も一気に冷めるほど、恐ろしい殺意を感じて、身体を起こしAを庇うようにして抱きしめる。
同時にガシャン、と激しく窓ガラスが割れる音が響いた。
げほ、と咳き込みながら、目眩がしつつもその場に立つ。
窓からやってくるとは、派手な敵襲もあったもんやな。数倍にして請求書送ったるわ。あと、Aとの時間を邪魔した謝礼もな。
窓からの侵入者、3人の人影を睨みつける。
Aが何か叫んでいる様子だが、耳に入ってこない。
「認めんぞ…。彼氏なんて俺は認めんからな！！」
「彼氏じゃないっての！」
「ここは汚いから。A、あっちに行こうな」
「汚くないです！ていうか、頼んでいた物は！？」
「あー…。とりあえず来ちゃった⭐︎」
「じゃあとりあえず今すぐ買ってきてください」
「やーだ！久しぶりのAを堪能するんや」
がやがや、一気にうるさく、狭くなる一室。Aにくっつく男を無理やり引き剥がすと、冷たい視線を向けられる。
「な！マンちゃん、！」
「なぁに？」
「シャオロン病人だからそんなに睨んだりしないでください…！シャオロンも布団で安静にしてなきゃだめよ」
「シャオロン、？」
ぴく、と一番風格のあるガタイの良い男が反応を示す。
ずるずると彼女に引っ張られて、布団の中で再び横になる。
「こいつらがAの親戚と、友人？」
「…うん」
「…なんか、やな奴ら」
ぷい、とそっぽをむいて目を瞑る。
「俺らやって、お前のこと好きやないわ！」
「Aにはもっと素敵な男がたくさんおるで。俺とかな」
「何言ってるんですか」
ひゅうひゅう、破られた窓から吹いてくる風が冷たくて寒い。
「シャオロン、寒いよね。ごめんね、バカな親戚が窓ガラス割ってしまって」
Aのせいやないから、謝らんで。ほんまに。
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しめじ - めっちゃ好きです〜😭❤️これからも無理のない程度に更新頑張ってください！応援してます！ (11月28日 18時) (
レス) id: 34533725fa (このIDを非表示/違反報告)
匿名のヤツ - コメント失礼します。shaちゃん可愛すぎ、、額が足りひん。を間に受けるknが面白すぎる、、。 (11月4日 18時) (レス) @page13 id: 4d5241d02c (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - あんま可愛過ぎるやろ…不憫shoちゃん好き過ぎてほんと…よかったね、夢主ちゃんにいっぱい愛されるんだよ… (11月1日 15時) (レス) @page8 id: 9e64766d9e (このIDを非表示/違反報告)
りう - あ、、、すきっ (10月31日 23時) (レス) id: 8380e3b7c5 (このIDを非表示/違反報告)
るか(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新頑張って下さい！ (10月29日 21時) (レス) id: a23b083970 (このIDを非表示/違反報告)
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