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同じような封筒は、私の机の引き出しの中、ロッカーの中にもあった。怖すぎる。昼食の時間に、食堂へ立ち寄れば、「Aさん！これどうぞ！」とこの食堂で一番高いランチメニューの出来立て品を渡された。…ウナギが、いる。
「代金は…？」
「あら！もう払ってあるわよ！貴方、見た目によらず凄いお方を仕えさせてるのね…」
「それって、誰のことですか…？」
「え、そりゃあ…」
「ちゃう！！Aの執事は俺だけや！」
ぐい、と前のめりでシャオロンが否定する。
「あら、私の勘違いだったらごめんなさい。それ、食べていいから」とスタッフさんは次の客のオーダーを受ける。結局、この昼ごはんをくれた人は誰か不明のままになった。
これ、どうしよう、と思っていると、「おー、シャオロン。お隣さん、凄い豪勢な食事やんけ」と彼の友人が声をかけてきた。
「ゾム…。Aに悪戯する奴がおって、恐らくこれも同じ奴の犯行やねん」
絶対見つけてやる、と目を光らせるシャオロンだが、さっきシャオロンが声を被せなければ犯人発覚したんだけどね。なんて、思っとく。
目の前の彼は、ふーん、とニマニマしている。絶対何か知っている顔だ。
「おい、ゾム。お前、何か知っとるやろ」
「ええ！なんのことでんがなー」
「言葉可笑しなってんで！！」
「くはは…なあ、そこのアンタ。別にお前も悪い気はせんやろ」
急に問いかけられてドキッとする。悪い気、かぁ。
「いえ…。お金をこうやって知らない人から渡されるのは、ただただ怖いです。お昼ご飯も、私別に用意されているので迷惑です。もし、誰か知っているなら、辞めてほしい、と伝えてください」
「これ、手を付けてないので良ければどうぞ」と先ほどの豪勢な昼ご飯をゾムさんに渡す。そのままいつもの中庭に行くと、シャオロンが後ろからついてきた。
「良かったん…？」
「なにが？」
「犯人捜しをせんで」
「うーん…。そのうち見つかるかなぁって思ってる。それよりもご飯たべよ」
シャオロンが持って来てくれた二つのお弁当。私には、食堂の豪華な昼食じゃなくて、シャオロンが作って来てくれた弁当が食べたい。
「いつもありがとね」
「そんな…言わんといて。礼を言うのは俺の方やから！」
昼食の時間以降、可笑しなこともなく普通の一日を過ごした。
＿＿
＿
「こわい…めい、わく…」
「おん。俺は伝えたで」
「おい！それはあの女のためのや」
「その女がくれてん。文句ないやろ」
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しめじ - めっちゃ好きです〜😭❤️これからも無理のない程度に更新頑張ってください！応援してます！ (11月28日 18時) (
レス) id: 34533725fa (このIDを非表示/違反報告)
匿名のヤツ - コメント失礼します。shaちゃん可愛すぎ、、額が足りひん。を間に受けるknが面白すぎる、、。 (11月4日 18時) (レス) @page13 id: 4d5241d02c (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - あんま可愛過ぎるやろ…不憫shoちゃん好き過ぎてほんと…よかったね、夢主ちゃんにいっぱい愛されるんだよ… (11月1日 15時) (レス) @page8 id: 9e64766d9e (このIDを非表示/違反報告)
りう - あ、、、すきっ (10月31日 23時) (レス) id: 8380e3b7c5 (このIDを非表示/違反報告)
るか(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新頑張って下さい！ (10月29日 21時) (レス) id: a23b083970 (このIDを非表示/違反報告)
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