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「ドッチボールの青チームAグループ集合ー！！」
一年生の教室の真ん前の廊下で叫ぶのは、確か二年生の生徒会の人。
明るく大きな声で集合をかける。
そういえば、この間配布されたチーム編成でAグループだったなと思い席を立つ。
昼休みに入った途端に集合の声が聞こえたため、弁当の蓋を開ける前に声のする方へ歩いて行った。
「ん…？あれ、女子おるやん！」
「Aちゃーん」
驚くニット帽の男子、彼がこのチームのリーダーだろうか。
そして隣にいた鬱先輩が私を見て飛びついてきたので、スッと距離をとる。
「珍しいなー！毎年、男子だけやのに」
「あはは…。お手柔らかによろしくお願いします。花咲Aです」
花咲…？と私の名前をぽつりと呟いた彼は、「あー！！ショッピ君の＿」と何かを言いかける前に鬱先輩が彼の口を塞いだ。
「シャオちゃん、それはあかんで。色々まずい」
「あ、あぁ、すまんすまん」
けらり、と笑うおちゃらけた先輩は、シャオロン様と呼んでと自己紹介をしてくれた。
敬愛を込めて、シャオロン先輩と呼ぶことにした。
「分かっとると思うけど、やるからには優勝や！」
堂々と宣言するシャオロン先輩に、賛同するよう他のメンバーが声を上げる。
一方で乗り気でないのは鬱先輩と私ぐらい。
「嫌やわぁ。ドッチボールとか、汗かくし、暑苦しいし、」
「何言うてんねん。活躍したら、大先生がスターやで！その時点でモテモテ確定やわ」
「頑張る」とちょろい鬱先輩によしよしとシャオロン先輩は悪い笑みを浮かべた。
次に私の方を見て、「頑張るよな？」と圧をかけてきた。
「…はい。モチロンデス」
こうして球技大会の特訓が始まったとさ。
＿＿
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「ショッピ、バスケにしたん？」
「俺、バレー」と呑気に返事をするチーノ。
Aさんがドッチボールに参加することを伝えると、一転顔を真っ青にした。
「え、まじ…？」
「女子参加とか聞いたことないよな」
「いや、そうなんやけど…。ゾムさん、確かドッチボール選択しとったで」
「嘘やろ」
「いや、ほんま」
＿＿
＿
「コネシマ先輩が、バスケですか！？」
「そうそう。上の学年が叫んでた」
「うわ。一眼レフカメラ持ってこ」
「あほか。まず自分の心配しとった方がええんちゃう」
＿＿
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「DDRって、ドッチボール関係ないですよね！？」
「ショッピくん見習えよ〜」
「お上手！！！！」
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珠 - 完結おめでとうございます、、、、！どうやってp君は夢主ちゃんを拾ったのか、妄想できる余韻を与えてくださりありがとうございます、、、。しばらく浸りながら過ごせます、、、！別作品も応援します！ (2023年4月20日 19時) (
レス) @page32 id: f8217748e0 (このIDを非表示/違反報告)
ワカメ - わあすきって感想しかでてこーへんくらい好きです… (2023年4月1日 18時) (レス) @page30 id: 103dc78d5a (このIDを非表示/違反報告)
urumirojikku(プロフ) - ﾊｯｯｯｯｯｯ天才ですか…？大好きです…, (2023年4月1日 16時) (レス) @page30 id: 0746ede06e (このIDを非表示/違反報告)
珠 - ほんとうにだいずきでずッッ！！！！！！ (2023年2月10日 18時) (レス) @page24 id: 74727e307b (このIDを非表示/違反報告)
まあこ - 直近で見た夢小説の中で、とぅさんの作品が1番大好きです！！他作品の続きも楽しみにしています！！頑張ってください！！ (2022年11月9日 10時) (レス) id: 1020e6eda3 (このIDを非表示/違反報告)
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