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(目線:キヨ)
酔い潰れたこーすけを家に運んで俺は帰り道、マフラーに顔を埋めて歩いていた。
今日は月が綺麗だ。
こんな日は、大好きな彼女に会いたくなる。
口から白い息が漏れる。
そんなロマンチックな雰囲気を壊した、携帯の着信音。
でも俺のテンションは上がる。
宇井Aと映し出された。
K「はいもしもし？どーした？」
『っキヨさん！今どこですかっ」
慌ただしい彼女の声を聞いて、嫌な予感を感じる。
K「今、こーすけん家の近くだけど……」
『った、助けてください！！！』
.
運動をあまりしていなかった俺は後悔した。
彼女に"西の公園のドーム状のアスレチックの中に隠れてる"と言われ、訳も分からずダッシュした。
そしたら肺が逝きかけた。
K「おふ、っ……A……」
倒れこむようにアスレチックの中を覗いた。
「キヨさんっ」
彼女は小さいドーム状のアスレチックの中で更に小さくなりながらも、俺を呼んだ。
中に入るように言われ、俺は無駄に大きい体を縮めて中に入った。
「お、落ち着いて聞いてくださいね」
怯えた声で、言う。
「中学の頃私、同い年の男の子にストーカーされてて……」
K「ほう……」
「その人に、また……」
K「……」
彼女は、泣きそうだった。
俺は彼女の冷たい手を握った。
K「……帰ろっか」
小さいドームから出れば、冷たい風が吹き抜ける。
俺はマフラーを彼女に巻いてあげた。
嫌な予感は、続いていた。
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くおーたぁ(プロフ) - もなさん» ありがとうございます！誰かの好きになれる小説が書けて私は嬉しいです、頑張ります！ (2018年1月5日 3時) (
レス) id: e2a0838361 (このIDを非表示/違反報告)
もな - めっちゃこういう感じの小説好きです。(〃∀〃;)これからも頑張ってください！応援してます!!ε＝(ノ‥)ノ (2018年1月4日 13時) (レス) id: e9321ce889 (このIDを非表示/違反報告)
くおーたぁ(プロフ) - りんご飴さん» ありがとうございます……！そう言ってくれると書いている甲斐があります！頑張ります！ (2018年1月3日 20時) (レス) id: e2a0838361 (このIDを非表示/違反報告)
りんご飴 - めちゃくちゃキュンキュンします！！これからも頑張ってください！す！ (2018年1月1日 22時) (レス) id: 168853bd0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くおーたぁ | 作成日時：2017年12月27日 22時
