緊張 ページ11
あなたside
お父さんの家には初めて入る
綺麗に整頓されていて、壁にかかっている絵や観葉植物がどこか洒落た感じを醸し出している
お「伊沢くんとAちゃん、来てくれたわよ」
父「いらっしゃい。2人ともひさしぶりだね」
伊「ご無沙汰しております。本日はわざわざお時間をいただいてしまっい、本当にすみません」
父「そんな畏まらなくていいんだよ、もっと楽に話そう」
席に座るよう促された彼について私も席に座る
おばさんとお父さん、拓司さんと私で向かい合うように座り、少しの沈黙の後お茶を少しすすったお父さんが口を開いた
父「それで今日、こうしてわざわざ来てくれたっていうのは、何か理由があるんだよね？」
昔と変わらない優しい笑みを浮かべてそう聞くお父さん
きっと拓司さんがいきなり話を持ち込むのは厳しいだろうと考えてお父さんなりに話しやすい雰囲気を作ったり緊張をほぐそうとしてるんだと思う
伊「はい。
1週間前、彼女、、、Aさんに結婚を申し込んで同意をいただきました。
、、、僕はAさんを一生をかけて大切にし、養い、愛していきます。
お義父さん、僕とAさんとの結婚を許していただけないでしょうか」
そう言って深々と頭を下げる彼に続いて私もお願いします、と言って頭を下げる
おばさんは口元に手を添えて涙を流していた
父「顔を上げてなさい、2人とも」
少しの間の後父が口を開いた
2人同時にゆっくり頭を上げる
微笑みながら私たち2人を交互に見る父と目が合った
父「、、、、私はAを放ったらかしにしてきたからこんなことを言う権利はないと思うけど、私もね、君と同じくAを愛してるんだよ。大事な大事な、愛娘だ。
ちょっとやそっとの覚悟で許可をするほど簡単に手渡せるような存在じゃないんだよ。それはわかるか？」
伊「はい、お義父さんのお気持ちは重々理解致しております」
父「これから先、Aが君にわがままを言ったり、時には傷つけたり。
お互いぶつかり合うことだってあると思う。
それでも君はこの子を愛し続けられるか？
それを約束してくれないと私は君たちの結婚に賛同はできない。
私が言えることではないと思うけれど、一度永遠の愛を誓ったのであれば生涯かけてこの子の手を離さないでいてほしい」
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ひつぱん(プロフ) - AIKAさん» AIKAさん、はじめまして！大変遅れて申し訳ないです（ ; ; ）更新頻度着々とあげていけたらなぁと思っております、これからもぜひよろしくお願いします(^^) (2018年10月16日 0時) (
レス) id: 9b011717c8 (このIDを非表示/違反報告)
AIKA(プロフ) - 更新待ってました！ゆっくりでも全然良いですので…これからも更新頑張ってください！ (2018年10月12日 20時) (レス) id: f10a4e8199 (このIDを非表示/違反報告)
ぴー - ひつぱんさん» ほんとですか！？ありがとうございます！楽しみにしていますね＾＾ (2018年8月15日 15時) (レス) id: 25cc7938e1 (このIDを非表示/違反報告)
ひつぱん(プロフ) - フェアリーさん» はじめまして、コメントありがとうございます（ ; ; ）わかりました、書かせていただきますね！本当にありがとうございました！ (2018年8月14日 22時) (レス) id: 9b011717c8 (このIDを非表示/違反報告)
ひつぱん(プロフ) - ぴーさん» コメントありがとうございます！川上さんのお話も今のところリクエストをいくつかいただいているので書かせていただきたいなぁと考えています！ほんとにありがとうございます（ ; ; ） (2018年8月14日 22時) (レス) id: 9b011717c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひつぱん | 作成日時：2018年8月5日 22時
