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#7 ページ7
．会話文多目
「見た目に合わない事しますね」
濱田「見た目って？」
私に覆い被さったまま低い声で笑顔のまま喋る濱田さん。
「優しそうな」
濱田「優しいで」
「どこがですか」
濱田「……目が、今までのもんとちゃう。色が、光ってる」
ダークブラウンの長い前髪の隙間からこげ茶色の目が覗く。
「避けて下さい」
濱田「んー」
階段にまで敷かれている花柄のカーペットを見ながら手すりに捕まって階段を上る。
右。
桃色のテープが荒めに貼ってあるその焦げ茶色のドアは古びていて、少し動かせばキィィと音がなってしまう。
？「…特技は」
桃色のヘッドフォンをしたのんすけと呼ばれていた男が私に問いかける。
「…キーボード」
？「じゃあこれやって」
気だるそうに席を立ち、首で早く行けと指示をするその男に腹を立たせて無理矢理椅子に座る。
画面に写ってるのはタイピングゲーム。
何をやらされてんだ、私は。
．
続く (更新停止中)
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作者名：乃莉那唆 x他1人 | 作成日時：2018年12月7日 8時
