【フィッシャーズ】俺たちは、一人で十分。【ドッペルゲンガー】 (ページ10)

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まさかぁ、そんなことある？ページ10

シルクside

俺は最近感じる、気味の悪い視線の事

そして、モトキが来る前に見た謎の人物の事を話した。

一通り話を聞いたモトキは意外にも驚いた。

モ「そ、そう。」

すぐに冷静さを取り戻したモトキは

実は自分も視線を感じていた事、

ここに来るまでに、自分と同じ赤いキャップを被った人物を見かけたこと、

その人物が乗った白い原付とぶつかりそうになった事を話してくれた。

シ「まさか、ドッペルゲンガーだったりして。」

モ「そんなことある？」

シ「でもさ、ストーカーにしちゃやりすぎでしょ。」

モ「うん。………幽霊は信じられるけど、さすがにドッペルゲンガーはなぁ。都市伝説だしなぁ。」

シ「ん～。なんなんだろう。」

モ「わかんない以上、何らかの対策を取っておくべきじゃない？もし、ドッペルゲンガーだとしたら殺されちゃう訳だし。」

シ「具体的には？」

モ「ベランダにカメラ仕掛けとくとか、常に連絡が取れるようにしておくとか。」

シ「だなぁ。一応マサイたちにも言っておこう。あいつらにも何かあるかもしんねーし。」

モ「ドッペルゲンガー…………か。」

シ「まさかぁ」

シ＆モ「そんなことある？」