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零「僕の…幼馴染はね

2人いたんだ

1人は明美ちゃんっていう女の子

その子のお母さんはお医者さんだったから
よく怪我した僕を家に連れてって手当てしてくれたよ

遠いところに行くって引っ越して会えなくなったんだけどね

もうすぐ生まれる妹の事を心待ちにしてたよ」


凛花「へぇ…もしかして…
その女の子のこと好きだったりして?」

零「いや!?
正直なこと言うと、その子の母さんの方が初恋の人だった

手当てしてもらえるのが嬉しくてね」

凛花「零くんの初恋かぁ…
あ、もう1人は?」

零「もう1人は景光って言ってね
小さい頃からいつも一緒だった

小、中、高…その先の警察学校も一緒だった

大人になったら警察官になって、悪い奴をやっつける!
そう昔約束したんだ。

警察学校では他の奴もいれていつも5人でいたんだ
学校自体は大変だったけど、楽しい半年間だったよ

警察学校を卒業した時、俺と景光は公安警察への所属が決定したんだ」

あ…

話を聞き始めた時は分からなかったけど、景光って男の子の話は「スコッチ」の話だ
となると、さっきの明美ちゃんって女の子の話は多分灰原哀ちゃんのお姉さんの「宮野明美」の話
と言う事は初恋のお母さんも



みんな死んでいるはず…


紙に「幼馴染」って書いたのは自分を、少し後悔した

軽い気持ちで書いちゃったけど…
零くん、この話するの辛くないかな






凛花「零くん…
ごめん、もういいよ

この先は知ってる。
辛いと思うから…話すのやめていいよ?」

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もの - ものものもの (2018年9月17日 16時) (レス) id: 125b567880 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆず丸 | 作成日時:2018年8月4日 19時

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