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クザンside
本部の扉を開けると、透き通った歌声が聞こえてきた。
女か男かわからないほどの透き通った歌声だ。
俺は歌なんて興味ないが、なんでかこの歌には惹きつけられた。
吸い付く様にその歌が聞こえる方へ歩みを進める。
「なっ、」
歌の先には、Aくんと海面から顔を出す大型の海王類が三匹。
おかしい。ここはタライ海流があって海王類なんて寄り付かないはずだ。
なのに三匹も…
それに、海王類の方はAくんを襲おうとしてる様には見えないし、Aくんも海王類を怖がってる様には見えない。
むしろ、俺みたいに歌に惹きつけられてる…？
いや、そんなわけねぇか。
「アイス・エイジ」
俺の能力で海王類を凍らせると、ようやくAくんは歌をやめ、俺の方へ振り返った。
『クザンさん…。
さっきのって、なんていう生き物なんですか？』
一歩間違えれば食べられてたかもしれないのに、
なんとも間抜けな疑問でガクッと首が下がった。
「あのさ、キミほんとどこから来たの？」
『すごく遠いところです』
本当に純粋な疑問だが、どうやら答える気は無いみたいだ。
「上司命令はどうしたの」
『すみません、コーヒー飲んだせいで寝付けなくて』
本当にこの子は…
休むってことを知らないのかな。
「いいから、さっさと部屋に戻りなさいな」
『はい、ありがとうございます』
相変わらずの無表情でペコリと頭を下げると、
大人しく中へ戻っていった。
「それにしても…」
俺は氷漬けになった海王類を見上げる。
ほんと、なんでこんな大型の海王類が…
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ろっこつ(プロフ) - 17話 クザンさん..?と問いかけるのではなくボルサリーノさん..?ではないでしょうか? (2019年11月9日 21時) (
レス) id: d3716b683c (このIDを非表示/違反報告)
しゃぁ(プロフ) - ONE PIECEで愛されってあまりないのでとても嬉しいです！ めちゃくちゃ面白いです(^^) この作品に惚れました笑 これからも応援しているので更新頑張ってください！！ (2019年11月4日 0時) (レス) id: 939ebb76de (このIDを非表示/違反報告)
れもねーど(プロフ) - 架印�靴気�» ありがとうございますorz (2019年11月2日 19時) (レス) id: 9300e8606e (このIDを非表示/違反報告)
フウさん(プロフ) - おもろい！！！！！ (2019年11月2日 0時) (レス) id: 034afd8dc6 (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 誤字報告です：7話の青雉の自己紹介のセリフで、“海軍対象青雉”と言っている所なんですが、“大将”が“対象”になってますよ。 (2019年11月1日 23時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもねーど
| 作成日時：2019年11月1日 10時
