岩柱の心が奪われた ページ10
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___裏庭にて
Aはしばらくの間岩柱と談笑していた。
談笑したことにより、とても楽しい時間を過ごすことができた。そして岩柱様がいかに優しい人であるかを知れたのだ。
「岩柱様ってすごい怖いイメージ勝手にあったんですけど、いざ喋ってみると凄く優しい方なんですね。尊敬します。」
「………嗚呼、こう言うことか…。」
岩柱様はなぜか「ポッ」と顔を赤くし、「長くなりそうだから今日は帰ってよし…」と言い表の庭に戻ってしまった。
「え!?いいんですか!?」
そういったときにはもう岩柱様の姿はなかった。
な、なんで?もう、私最近わからないことが多すぎて頭パンクしそうだよ。
とりあえず、出れるなら出ようと思い隠の方に手伝ってもらって本部から出た。
最近長い距離走りすぎて足の筋肉がついた気がする。あれ?まさか柱の皆様はそう言う訓練を私に…?
…なんてそんなはずはないだろう。とにかく一刻も早く4人に会って平和な暮らしをしたい。急ごう。
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__その頃本部にて、柱の多数が暴れていた。
「念願のAなのに何故止めるんだ!胡蝶!甘露寺!」
「あなたが行ってしまったら連れ去ってしまいそうで怖いからですよ…!!」
「そうだわ!あの子は絶対渡さない!」
「オイ、手離しやがれ冨岡ァ、伊黒ォ。」
「ダメだ、何をするつもりだ。」
「今手を離したら(人1)を危険に晒すだろう。離すわけがない、離さない。」
まるで滑稽すぎる。柱が何をしているのだ。
「こいつら派手にヤベェな。いや、確かに可愛いけどよ。そんなに狂うほどじゃねぇだろ。」
音柱が少し呟いた言葉が逆鱗に触れたらしい。他の柱は一旦静かになったのちに音柱への大量バッシングがきた。
そして音柱の心がわやくちゃにされている最中に終戦のお知らせが来た。
「あの少女は帰したぞ…」
岩柱がそう言うと、一気に静まる本部。鬼殺隊最強の男の判断だ、間違っているはずがない。
我を失っていた者達は我に帰ると同時に、今この場にいない彼女のことを思い出して恋焦がれている。
しかし、岩柱は爆弾を落としたのだった。
「嗚呼、なんと言う可愛さだ…まるで天使のような声に性格…本当に素晴らしい…南無阿弥陀仏…。」
「……お前もかよおおおおおお!!!」
音柱は本当に泣きそうだった。まさかあの岩柱までこんなことになるとは。
そしてまた騒がしくなった庭を見て力尽きたのだった。
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Nami☆ - 面白かったです!冨岡さん推しなので、冨岡さんルートあって良かった!😄 (3月18日 9時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - ヤルネコさん» すみません汗!アンケートの結果5人のオチを書いて終わると言うことになりましたので、他のルートを書く予定はございません。本当にごめんなさい! (2020年4月8日 20時) (レス) id: 2ea5b93c28 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - ヤルネコさん» すみません汗!アンケートの結果5人のオチを書いて終わると言うことになりましたので、他のルートを書く予定はございません。本当にごめんなさい! (2020年4月8日 20時) (レス) id: 2ea5b93c28 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - トモさん» ありがとうございます!そう言っていただけるとかいてよかったなって心から思えます、ありがとうございます!!義勇さんに!嬉しいです!善逸のまで読んでくださるんですね汗本当に感謝でいっぱいです。これからもよろしくお願いします! (2020年4月8日 20時) (レス) id: 2ea5b93c28 (このIDを非表示/違反報告)
ヤルネコ - 他のルートも、ぜひお願いします! (2020年4月8日 15時) (レス) id: ad493a3440 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぬん | 作者ホームページ:http://urana
作成日時:2020年3月23日 14時