【約ネバ】私達、僕達、俺達の日常【短編集】

愛され/all ページ25

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愛され × all
筆 ぬん

※キャラ崩壊注意※

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ハウスの中は朝から騒がしかった。


「Aおはよう！今日もかわいい！」


ある日を境に私に対する対応が変わったエマ。それはエマだけに限らず



「おはよう、A。今日もいい香りがするね。」
「おはよ、A。……あんまこっちみんな。」
「Aおはよう！！」
「A！」
「A！」


「「今日も愛してるよ！！」」


兄弟全員も同様だった。
何故だ、何故だ。心当たりがなさすぎる…。




「なんでみんな突然私に対しての対応変わったの？」



自由時間中、本を読んでるレイに疑問を吐き出せば、レイは頭を掻いてこういった。




「お前が、その、」


「…可愛く、なったからだよ…。」




……チッ。
褒められてるはずなのに何故か舌打ちが出た。



「元は可愛くなかったってことかよ！！！」
「だってお前前髪長くてふくよかだったじゃねーか！あ、でもそれもあり…。」
「フザケンナ！！！！ストレス溜まって過食になりそうだわ！」
「安心しろ、どんなお前でも俺は愛す。」
「……怖い。」



確かに最近スカート入るか不安で食べる量減らしてたけど、体重とかは変わってない。
長くてピンでとめてた前髪も切った。


だけどそれだけであんなに対応変わるか？普通。



「A鬼ごっこやろーよ」
「ひぃっ！」



突然耳元に聞こえる落ち着いた声と腰に回る手。



「なんでだぁあああああああああ！！！」



愛されること自体はむしろ嬉しいことなのだが、度がすぎるとは思わないか？
ノーマンのお腹に肘をプスっと当て、「おっふ」なんて言ってお腹を抑えてるノーマンの姿を見ては汗を垂らす。



「ノーマンは、なんで私のこと好きなの？」
「なんでって、そりゃあ、いい匂いするし可愛いし優しいし天然だしピュアだし家族思いだし何事も全力で取り組むし頭良いし真っ直ぐだs((「わかった！うん！わかった！ありがとう！！」…まだ言い足りないけど。」



ノーマンは真顔でそんなこと言うから、怖いったらありゃしない。
そして、ノーマンと話してる時のみんなの視線が痛い。



「A浮気…。」
「A…。」
「A……こっち見て。」




「こえぇえよ！！！」



とにかく！！！こいつらに愛されすぎて正直困ってます！！！




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((更新遅れてすみません))

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