48 ページ49
貴方side
｢A!!!｣
貴｢んー、えっ!!｣
いつの間にか学校の校門の前にいた。
涼｢俺の話がん無視してたっしょ？笑｣
貴｢あ、ごめん。考え事してた。笑｣
涼｢まるで俺が大声で独り言言ってるみたいじゃん笑｣
貴｢次からはちゃんと聞きます笑｣
いつもどおりに話して教室に向かおうとしてた時、
｢Aちゃーん!!!｣
後から名前を呼ばれる声がした。
多分この声は…
.
やっぱり。
貴｢おはよう。有岡君｣
眩しいくらいの笑顔の有岡君がいた。
でも、、1人ではなかった。
今、1番会いたくない人、。
｢あ！委員会同じだった2人だよね！｣
｢私は水谷
水谷…さん。
涼介のなんだろう。水谷さんと会った瞬間に何かが変わった。
涼｢俺は山田涼介！Aと一緒の3年4組、よろしく！｣
貴｢よろしくね。｣
上手く笑えたかな。
違和感なく、笑えたかな…
大丈夫、だよね。
いつか話す日が来るのは知ってた。
当たり前じゃん。
来ないわけがない。
そんなの知ってたよ。
有｢Aちゃん…？ﾎﾞｿｯ｣
有岡君、なんか察したのかな。
私は、とっさに有岡君に首を横に振った。
"大丈夫。なんにもないよ。"
.
そう伝わっていればいいな。
私は有岡君から目を逸らし涼介と水谷さんの話す姿を眺めてた。
亜｢そーなの？笑｣
涼｢うん！｣
楽しそう、会話にまざりたい。
でも、そんなのできない。
今入ったら、全てが終わりそうだから。
隠し通してきた気持ちが、想いがすべてバレてしまいそうで入れなかった。
涼｢じゃあ、後はLINEで！｣
亜｢うん！後でね！｣
LINE、交換かぁ。
どんどん距離近くなっていくね。
ほんとは私が独り占めしたいのに。
私の心の中に再び黒いもやもやしたのが現れてきている予感がする…。
涼｢A？教室行くよー？｣
あと何回名前を読んでくれるのかわからない。
あと何回一緒に登下校できるかもわからない。
今までの普通が普通じゃなくなるのも近づいてる。
少しでいいから、
ほんの少しでいいから、
.
付き合う前までは、そばにいさせてください。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 166人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のい - すっごく面白いです！毎日更新されるのを待ってます！ 頑張ってください！ (2018年7月8日 7時) (
レス) id: 1552360fb5 (このIDを非表示/違反報告)
山田☆さや(プロフ) - すごく続きが気になります！頑張ってください！ (2018年7月1日 20時) (レス) id: 4ef6c93c23 (このIDを非表示/違反報告)
海桜 - とても面白いです！更新楽しみにしています！ (2018年5月16日 19時) (レス) id: 65709a403e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もも水 | 作成日時：2018年5月14日 22時
