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ほっぺをちょっとつついたくらいじゃ
起きる素振りすら見せない大貴くん。

A｢起きないね｣


涼介｢あれだけ騒げば疲れんだろ｣


A｢しばらく起きないよね？観覧車、、乗らずに帰ったら怒るかな？｣


涼介｢また連れてくればいーじゃん｣


A｢そんなこと言って、乗らなくて済むーラッキーって思ってんでしょー？｣


涼介｢思ってねぇよ｣


よいしょ、大貴くんの位置を少し上に直したから


A｢重い？変わる？｣


心配してそう聞いたら


涼介｢ちげぇよ、ほら、これのため｣


そう言って私の手を握ってくれた。

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作者名：ルージュ | 作成日時：2017年6月3日 0時

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