はじまりの手紙 3 【Daiki.A】完結 (ページ39)

今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:27,495 hit

39 ページ39

雄也｢なるほどねって、薮くんわかったのかよ！｣

薮｢んーなんとなくだけど…｣

大貴｢なぁ、もしかしていのちゃんって…俺、のために…｣

薮｢俺も同じこと考えてる。｣

A｢え…もしかして…｣

雄也｢え？どうゆうこと？なんでみんな分かって俺は伊野尾くんの事わかんねーの？｣

私たち３人は目を合わせてうんって頷く。

その横でねぇどうゆうこと？教えてよ！ってずっと言ってる雄也。

ほんと雄也って変わってない。

宏太が痺れを切らして

｢だからな｣

って説明しようとしてくれてる。

宏太の兄ちゃんみたいなところも変わってないな。

慧、1人で抱え込むなって言ってくれたの慧だよな？

待ってて。

慧の背負ったもの、私たちがなんとかできるような物じゃないけれど

軽くするから。

私たちは5人で一つだから

誰か1人でも欠けたら

私のシアワセはシアワセじゃなくなっちゃうんだよ

みんなで今から迎えにいくから

慧が私を何度も迎えに来てくれたみたいに

どんなに時間かかっても

何度だって諦めず迎えにいく。