松村さんの彼女さん (ページ26)

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言わずとも料理の上手いAは、手際よく作って、持ってきてくれる

『…はい、どうぞ…』

樹「Aちゃん、ありがと」

『名前で呼ばないでください！』

樹「もう～恥ずかしがっちゃって」

「人の彼女ナンパすんなよ笑」

翔「うわっ！うまっ！」

樹はAのことナンパし始めるは、もういつの間にかご飯食べてるしょっぴーはいるは…

もう何が何だか分からなくなってきてる…

『…ねぇ北斗、見た？』

「…ん？え？」

『翔太くんのご飯食べた時のファーストリアクション、初めて生で見た』

「…ははっよかったねぇ」

こっちにはヲタク全開のAが…

翔「あ、そういえば、彼女さん、俺の雑誌何冊買ったの？」

『え！？』

まさか話しかけられるとは思っていなかったらしく、めっちゃ驚いてる

『そ、それは～引きません？』

樹「何冊買ったの～ていうか俺のも買ってよ～」

少しお酒が入った樹がだる絡みし始めた

「樹のはいらねぇよ笑家にメンバーの雑誌あったら毎日目が合って嫌だわ笑」

樹「うわっ！北斗怖い」

『一応、四冊程…』

しょっぴーと話すのに何故か正座して喋るA

翔「え～そうなんだ、それって全部何用なの？」

『見る用、保存用、飾る用、予備用です』

翔「なんか佐久間みたいだね」

『笑佐久間くんが言ってること何となく分かるので笑最低四冊は必要ですね』

翔「へ～そんなに推してくれてるとかめちゃくちゃ嬉しいじゃん俺笑」

『いえいえ、とんでもない…』

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