松村さんの彼女さん (ページ2)

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▨俺の彼女ページ2

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「ね～A～俺のTシャツどこ置いた～？」

『え～知らないよ、ちゃんと直したから』

「あ、あった」

『ほら、あったじゃん』

俺の彼女はしっかり気質な重めなヲタク

さっき聞いたTシャツだって、何回見たか分からないSnowManのライブDVDを見ながら答えてくる

一見至って普通に見える俺らの家だって、よく見てみれば、ちょこちょこSnowManのカレンダーやらしょっぴーのアクスタやら…

ある一角にはしょっぴーのハンガーやSnowManのうちわがある

でもちゃんとSixTONESのグッズも置いていてくれるからまぁ、許しているところがある

『きゃーちょっと待ってよ、ここの翔太くん可愛すぎる』

「はぁ、そんなに好き？」

机に頬杖をつきながら聞くと

『いやいや、見て、好きなとこしかないよ』

「いや、しょっぴーはかっこいいけどさぁー、ちょっとは俺達の事見てくれても良くない？」

リビングにあるテレビの前に座っているAの近くに喋りながら向かうと

DVDを一時停止し、俺のいる方向を向いた

バチッと顔を掴んで

『どのしょっぴーもかっこいいし可愛いけどさ、私の一番は北斗だけだよ？』

「しょれはダメだよ」

掴まれたまま喋ると

『ふはっ時間遅れるよ？』

「うわっ本当だ」

いっつもずるいことばかり言ってくる彼女にはいつもかなわない…

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