松村さんの彼女さん (ページ8)

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youside

流石に迷惑はかけれないと思い、なるべく音ができないような料理をしていると、北斗が部屋から顔だけ出して手招きしてくる

よく分からないまま行くと

『え、なに？』

「まぁまぁ、ここに座ってよ」

言われるがまま座る

「何、連れてきたけど」

みんなと会話し始める北斗

樹「おぉ！北斗の彼女ちゃん」

名前は伏せてくれてるけどほんとに何がしたいか分からない

そこにあったスケッチブックを使って北斗に喋りかけると

「俺も分からない」「連れて来いって言われただけ」と書かれてどちらも困惑状態だった

そのまま見ていると、何本か撮ると言っていたYouTubeの最後らへんで

ダジャレでKYゲームしてた

ラストの問題ぐらいで北斗が出した言葉が逆でつい耳打ちしてしまった

『ねぇ北斗、存在逆だよ笑』

「うわっまじだ」

その後途端にメンバーのみんなからも言われ始めた北斗

微笑ましすぎて笑っていると、いつ間にか終わっていたYouTube撮影

片付けをする北斗が見てきた

「何笑ってんの笑」

『いや、在存って書く人いる？』

「誤字ぐらいするでしょうが人なんだから」

『そうですねぇ～』

「あ、逃げた」

そのまま部屋を出てキッチンへ戻った

放置してしまっていたご飯を温め直して二人で向かい合って食べる

『どう？楽しかった？』

「楽しいっちゃ楽しいけど、何本も撮らなきゃいけないから時間かかるよね」

『そっか、でも楽しそうで良かった』

「あ、今日DVD見れなかったでしょごめんね笑」

『あぁ、ううん全然いいよ、これらか見るから』

「見ないって言う選択肢はないのね」

『ないよそんなの、一日一回は最低でも見なきゃ』

「ははっそっか、俺DVDの見すぎでSnowManの曲も覚えたし、次しょっぴーが何するか分かるようになってきたよ…」

『北斗も翔太くんに沼っちゃっう？』

「流石にそれはキモイから」

『えぇ～楽しいのに～』

「嫌だわ笑」

北斗を翔太くんの沼に落とすのは、まだまだ先みたい

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