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『康二！久しぶり』
向「なんか佐久間くん達もここやって」
ほかの五人は多分たまたま会ったんだと思うけど
深澤さんが隣で呆れてしまっている
「なんでお前らいんだよ…」
渡「女が着いてくんだからここしかねぇんだよ」
佐「そうそう、女の子達が着いてこようとしててさ、バス乗ったら俺達で丁度だった笑」
「だからってさ…」
そりゃ仕方ないよね女の子にモテモテの人達ですもんね…
項垂れている深澤さんを横目に阿部さん？が話しかけてきた
阿「Aさん、中華街初めて？」
『いえ、何度か…』
阿「そっか、じゃああの人達置いといて俺達で行こ？」
『え、でも…』
「おぉい！あべちゃんもサラッとナンパすんな！」
こんなに人と関わったことがなかったから自然に笑みが零れてしまった
「もう、優しいからってあべちゃんに心許しちゃダメだからねAちゃん」
半ば引きずられながら中華街の中へ連れていかれた
佐「俺焼売食いたい!!」
「だからなんでお前らも着いてくんだよ！」
『あの、深澤さん』
「ん？どうした？」
佐久間さん達の話は軽く流すくせに私の話はちゃんと耳を傾けてくれるところとか
全部優しすぎる、勘違いしすぎてしまう
『えっと…焼売、食べましょ？』
佐「あ、ほら！Aちゃんも食べたいって！言ってる！」
「あーもう、わかったから、一軒だけだからな！」
頭を掻きながら面倒くさそうに返事した深澤さんを見て、佐久間さんは飛び跳ねる
「Aちゃんはこっちね、佐久間達はあっち」
『え、一緒に食べないんですか？』
「いいのいいの」
お店に入ったはいいものの、佐久間さん達は違う場所、私と深澤さんは二人で
訳も分からず促された場所へ座る
「何食べたい？」
『ノーマルの焼売を…あ、でも…』
「んはっもしかして迷ってる？」
テーブルに肘をついて私の顔を覗き込んでくる
やっぱりいつも見透かした様に私を見つめてくる
なんだかそれが悔しくて…たまらなく胸がキュッてなってしまう…
「ふはっどっちも頼も？笑」
『いいんですか…？』
「いいよいいよ、半分こすればいいし」
もう嫌だ
逆に深澤さんのことが優しすぎて嫌いになりそう
嫌いになりかけてる気がする、これ以上関わったらなんて言うか…
自分の気持ちに気づいてしまう
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るな(プロフ) - そうでしたか、お2人が幸せになってくれたらいいなと思います。続き楽しみにしております。 (2022年8月15日 0時) (
レス) @page40 id: c691eeba4c (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - るなさん» コメントありがとうございます！少しドロドロしたものも混ぜてみたくなったもので…笑 (2022年8月12日 23時) (レス) id: 8fca653651 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - 雪姫さん» コメントありがとうございます！更新遅めですが、これからもよろしくお願いします (2022年8月12日 23時) (レス) id: 8fca653651 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - お話楽しみに読ませて貰っています。どのお話にもこういう性格クズな怖い女性っていますよね。邪魔しないであげて欲しい、2人の幸せを見届けたいです笑笑続き楽しみにしております。 (2022年8月11日 19時) (レス) @page33 id: c691eeba4c (このIDを非表示/違反報告)
雪姫 - 面白いです。良かったですよ。私も小さな職場ですけど、できるですが〜ができるですかね。続き待ってます。 (2022年8月9日 2時) (レス) @page23 id: 2fedfb09fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ | 作成日時：2022年8月4日 19時
