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あの後特に何も無くご飯食べて解散だったけど
深澤さんといるとなんだか安心しきってしまう、あの雰囲気と言い、あの喋り方も
「Aちゃん、おはよ」
『おはようございます』
朝、旅館の受け付けへ向かうと、もう着いていた深澤さんが挨拶をしてくれる
見慣れない私服に顔を赤らめながら挨拶を返した
「本当は昨日も隣に乗ろうとしたんだけどね笑」
『そう、ですか…』
「だから早めにAちゃんの隣を取っておこうと思って笑」
別に予約制ではないんだけどなぁ私の隣は…
渡「Aさんだっけ？」
『はい…』
深澤さんが少し席を外したのを見計らったかのように顔が険しい方が話しかけてきた
多分、この方も一度だけ会ったことがある気がする
渡「ふっかのこと、よろしくね」
『はぁ…？』
渡「でも、あんまり期待させるようなこと、容易くしないであげて」
ごめんだけどと最後に付け加えて去っていった、そこに丁度よく深澤さんが戻ってくる
「あれ？なべ来た？」
『はい、でも何でもなかったようなので…』
何となくだけどさっきの話は深澤さんにしない方がいいと思い、話を濁した
まだバスに乗らないのかなと思いながら待っていると、ようやく時間が来たようで、深澤さんと乗ることに
「Aちゃん、眠かったら寝ていいからね」
『全然、先輩の前で寝るなんて…』
「Aちゃんは特別だから」
バスへ乗車した時に人がまばらな車内、その言葉がやけに大きく聞こえた
「Aちゃんは中華街で何食べたい？」
『…なんでしょう…美味しいものですかね笑』
「ふはっかぁいいね笑」
男の人ってこんなこと誰にでも言うのかな？深澤さんは人たらしなのだろうか…
腑に落ちないことを考えながらバスの出発を待つ
「…ゃん…Aちゃん」
『…ん…っ』
「着いたよ？笑」
いつの間にか寝ていた私の肩を揺らしながら起こしてくれる
起こすタイミングもばっちり、まだ目的地には着いていないが、目と鼻の先にある
そろそろ降りる、というタイミング
「結局寝ちゃってたね笑」
『すいません…』
「それは別にいいんだけど…こうなるよね…」
向「お！ふっかさんとAや！」
バスを降りると、此方に手を振りながら待っている康二と
この前のあの五人
康二は誘ったけど、あの五人は何故？
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るな(プロフ) - そうでしたか、お2人が幸せになってくれたらいいなと思います。続き楽しみにしております。 (2022年8月15日 0時) (
レス) @page40 id: c691eeba4c (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - るなさん» コメントありがとうございます！少しドロドロしたものも混ぜてみたくなったもので…笑 (2022年8月12日 23時) (レス) id: 8fca653651 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - 雪姫さん» コメントありがとうございます！更新遅めですが、これからもよろしくお願いします (2022年8月12日 23時) (レス) id: 8fca653651 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - お話楽しみに読ませて貰っています。どのお話にもこういう性格クズな怖い女性っていますよね。邪魔しないであげて欲しい、2人の幸せを見届けたいです笑笑続き楽しみにしております。 (2022年8月11日 19時) (レス) @page33 id: c691eeba4c (このIDを非表示/違反報告)
雪姫 - 面白いです。良かったですよ。私も小さな職場ですけど、できるですが〜ができるですかね。続き待ってます。 (2022年8月9日 2時) (レス) @page23 id: 2fedfb09fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ | 作成日時：2022年8月4日 19時
