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その後時間的にも遅いからと言ってお店を出ることに
『ここは…割り勘で！』
「絶対ダメ、俺女の子にはお財布出させない主義だから」
『でも先輩に出してもらうなんて…』
「もう分かったから、とりあえずそのお財布しまってくれる？笑」
深澤さんが今日は俺が連れてきたから奢ると言われ、慌てて私も財布を出すと
絶対にダメだと言われる
でも流石に先輩に奢ってもらうなんて申し訳なさすぎて此方も引き下がれない
渋々わかったからと宥められ、財布をしまう
「じゃあ交換条件、ここは俺が出すから、その代わりに社員旅行の自由時間、俺にちょうだい？」
『…誰のですか？』
「んはっAちゃんのね笑」
社員旅行の自由時間か…そんなの容易いものだ
どうしても深澤さんも引き下がってくれない気がして、私が引き下がることに…
『分かりました…』
「はい、いい子」
軽く頭を撫でられ、先に個室を出ていってしまった深澤さん
頭を撫でられるって、こんな感じなんだ、深澤さんの彼女になったらさぞかし楽しいだろうに…
『すいません、払ってもらっちゃって…』
「いいよ別に、好きでやってんだし笑」
お店を出ると外で待っていてくれた彼に一言お礼をする
「じゃ、送ってくね」
『そこまでしなくても…』
「変な男に言い寄られて一晩過ごしちゃったらどうすんのよ笑」
『…その時は…その時です…』
「ふはっせめて嫌って言ってくんない？笑」
冗談めかしに言ってくる彼の言葉にまた笑ってしまう
「はい、てことで黙って送られてなさい笑」
『はい…』
送られることになって、深澤さんの隣に並ぶとなんだか緊張してしまう
特に何も無く、他愛もない話をしながら私の家まで送ってくれた
佐「あれっ！？Aちゃん？」
『あ！えっと…佐久間さん？』
次の週に仕事へ向かうと、会社の入口に佐久間さんがいて、意気揚々に喋りかけてきた
佐「この前ふっかが送って言ってくれたんだよね？」
『はい、それがどうしました？』
佐「ふっかとなんもなかったの？」
『別に、何も…』
マジかよ〜と言いながら顔を覆って上を向いた佐久間さん
2軒目行った言わない方がいいよね、私が行かなくていいって佐久間さんに言ったんだから…
橋「Aちゃんと…さっくん？」
佐「あ、ごめん、俺行くね」
『え、あ、はい』
橋本さんが此方へ向かってくる
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るな(プロフ) - そうでしたか、お2人が幸せになってくれたらいいなと思います。続き楽しみにしております。 (2022年8月15日 0時) (
レス) @page40 id: c691eeba4c (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - るなさん» コメントありがとうございます！少しドロドロしたものも混ぜてみたくなったもので…笑 (2022年8月12日 23時) (レス) id: 8fca653651 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - 雪姫さん» コメントありがとうございます！更新遅めですが、これからもよろしくお願いします (2022年8月12日 23時) (レス) id: 8fca653651 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - お話楽しみに読ませて貰っています。どのお話にもこういう性格クズな怖い女性っていますよね。邪魔しないであげて欲しい、2人の幸せを見届けたいです笑笑続き楽しみにしております。 (2022年8月11日 19時) (レス) @page33 id: c691eeba4c (このIDを非表示/違反報告)
雪姫 - 面白いです。良かったですよ。私も小さな職場ですけど、できるですが〜ができるですかね。続き待ってます。 (2022年8月9日 2時) (レス) @page23 id: 2fedfb09fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ | 作成日時：2022年8月4日 19時
