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向「あぁ〜長かったなぁ話」
『康二ってどこの部署だったっけ？』
向「え？俺はなぁ、憧れの営業部やで！」
「そういうAは何処なん？」
『広報部だよ』
向「そっか広報かぁ、会うの難しそうやな」
『また会える時話そうよ』
向「俺がおらんくなっても道間違えたらあかんで〜」
長かった新入社員説明会、終わったら各自自分の部署へ移動という、方向音痴には鬼畜すぎる
会場を出るまで康二と一緒だったけど、ここからは一人だ、ちょっとは成長しないとね
『AAです、えっと…精一杯頑張るのでよろしくお願いします！』
何とか広報部という部署に着いたはいいものの、やっぱり知らない人ばっかで緊張する
「じゃあ、Aさんの教育係は橋本さんだから」
『あ、はい』
教育係を教えてもらったが、喋りかけ方が分からない
でも女性の方でひとまず安心
橋「Aちゃん、今日からよろしくね」
『はい、よろしくお願いします』
橋「じゃあ、まずは…簡単なことからやってもらおうかな」
『簡単なこと…』
橋「っの前に、Aちゃんのデスクはここね、私の隣」
『ありがとうございます』
なんだか、笑顔が可愛い方だ、でも可愛いよりは綺麗が合ってそうな性格の方
デスクを案内してもらい、鞄を地面に置く
橋「じゃあ早速、雑用みたいになっちゃうんだけど、第一資料室から一年前のこの名前の資料取ってきてくれない？」
ササッと机にあったメモ付箋に資料の名前を書き、私に渡してきた
『資料室ってどこにありますか？』
橋「資料室は、ここ出て右手の突き当たり」
『ありがとうございます、行ってきます』
橋「はーい」
どうしよう、右手の突き当たりってどこ、そもそも右左が曖昧な私には難しすぎる
「舘さ〜ん、あれ、いねぇの？」
『え、うわっ！』
手元にある貰ったメモをずっとガン見していると、出入口付近にいた方にぶつかった
「おっと…あぶな」
『あ、すいません』
「あれ、さっきの子じゃん」
「こんなに早く会っちゃうとは…笑」
『え、先程の…』
「丁度いい、Aちゃん、舘さん呼んできてくれない？」
『舘さん？宮舘さんですか？』
「そうそう」
来た道を戻って、デスクのパソコンと格闘してる方の肩を叩いた
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るな(プロフ) - そうでしたか、お2人が幸せになってくれたらいいなと思います。続き楽しみにしております。 (2022年8月15日 0時) (
レス) @page40 id: c691eeba4c (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - るなさん» コメントありがとうございます！少しドロドロしたものも混ぜてみたくなったもので…笑 (2022年8月12日 23時) (レス) id: 8fca653651 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - 雪姫さん» コメントありがとうございます！更新遅めですが、これからもよろしくお願いします (2022年8月12日 23時) (レス) id: 8fca653651 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - お話楽しみに読ませて貰っています。どのお話にもこういう性格クズな怖い女性っていますよね。邪魔しないであげて欲しい、2人の幸せを見届けたいです笑笑続き楽しみにしております。 (2022年8月11日 19時) (レス) @page33 id: c691eeba4c (このIDを非表示/違反報告)
雪姫 - 面白いです。良かったですよ。私も小さな職場ですけど、できるですが〜ができるですかね。続き待ってます。 (2022年8月9日 2時) (レス) @page23 id: 2fedfb09fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ | 作成日時：2022年8月4日 19時
